大野名水マラソン [幸せに生きる]
今日は、大野名水マラソンに出ました。出た種目はハーフ。約21kmの距離を走りました。前日、体調がおもわしくなく棄権するつもりでしたが、当日の朝になると、自然と体が準備へと動き出しました。不思議なものです。
大野名水マラソンは、これで4回目。近いこともあって、毎年のように出ています。
心配された雨もたいしたことがありません。大きな緊張感もなく、いつも間にかスタートの時間となりました。今回は、前半本当にしんどかったです。どんどん抜かれていきます。お腹が痛くなってきました。正直、棄権しようかと何度も思いました。
しかし、タイムを見ると、そんなに悪くありません。今年はスタートする位置を思いっきり前にしました。前には速い人がたくさんいます。だからどんどん抜かれていったのです。それが精神的なダメージとなって、お腹もいたくなったのでしょう。
そこで、半分目をつぶり、「自分のベストの走りをしよう」と唱えながら、走りました。すると不思議なことにお腹の痛みはだんだんなくなっていきました。そして、次第に爽快な気分になってきたではありませんか。依然と抜かれています。しかし、気分はだんだんハイになってきました。
折り返しは47分。そう悪いタイムではありません。後半は、1km、1kmを目標に一歩一歩大きなフォームを意識して走りました。タイムは落ちていません。あと5km、4km…余裕でした。応援の皆さんの声が更にテンションを高めます。そして、ゴール!!
タイムは96分38秒。そう悪いタイムではありません。そしてまだまだ走れそうな余力がありました。
昨年度より残念ながら26秒タイムが落ちてしまいました。しかし、この体調でこの記録はすばらしいと自分で自分に拍手をしました。
走った後、東京国際女子マラソンで2回も優勝しているゲストランナーの浅利純子選手にサインをしてもらいました。
今回のマラソンを通して、一つ大きな学びがありました。それは、人と比べていると、精神的につらくなってしまう。ということです。逆に自分のベストを出そうと意識すると、気持ちよく走れるということ。これはいろんなことに通じるのではないかと思いました。
人と比べるのではなく、自分自身のベストを出せるよう、生きていけばいい。その方が、幸せな生き方だよって教えてもらったような氣がします。
浅利純子選手が言っていた「笑顔で走れば苦しさはなくなりますよ。」って言葉。その通りです。
がんばった自分に拍手です。明日からはまた、笑顔でがんばろう。
ps.毎回思うことですが、今回の会を運営してくださった皆さん、そして沿道で熱い声援やお手伝いをしてくださった大野市の皆さんに深く感謝します。また元気が出ました。本当にありがとうございました。
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