鏡の法則

通信を書きました。 

鏡の法則
はじめに
　「鏡の法則」って言葉があります。
　鏡って、自分が笑えば、鏡の中の自分も笑いますね。自分が怒れば、鏡の中の自分も怒っています。

　世の中も同じ。
　自分が人に親切をすれば、いずれは、自分もだれかに親切にされる。自分が人に意地悪をすれば、いずれ自分も誰かに意地悪される。
　自分のしたことが、いずれは鏡のようにそのまま自分に返ってくるという法則です。

回り回って
　「そんなことはないよ」って思うかもしれませんが、先生ぐらいの年になると、これは本当だなって思います。人に親切なことをすると、その人から親切が返ってこなくても、いずれ誰かに親切にされることがありました。

　また、人に悪口を言ったり、意地悪をすると、その人からは返ってこなくても、回りまわって、別の人から悪口を言われたり、意地悪をされるようなことがありました。
　世の中は、自分のやっていることが映し出される鏡のようだって、最近強く思います。

新しい目標
　さて、今週から、新しい目標を加えましたね。それは「人からありがとうって言われること」
　人からありがとうって言われるためにはどうしたらいいでしょう？それは、人に親切にすること。思いやりのある行為をすること。

　昨日さっそくやってましたね。
給食の時間、ある子が牛乳をこぼしたとき、同じ班の人たちがティッシュでふき取ったり、青バケツを持っていったり。とってもすてきな風景でした。そのとき、「ありがとう」って声がありましたね。すばらしいなあって思ってみていました。

どっちがいい？
　さて、人に親切にすると、鏡のように、いずれは自分も親切にされるようなときがあるでしょう。そして、またその人に親切した人は、また鏡のように別の人に親切にされる。そうすると、クラスの中は、思いやりでいっぱいになります。

　逆に、人に意地悪をすれば、鏡のように、いずれは自分も意地悪をされるようなときがあるでしょう。そして、またその人に意地悪した人は、鏡のように、別の人に人に意地悪をされる。そうすると、クラスの中は、意地悪でいっぱいになります。
どちらがいいでしょう。言えることは、自分のしたことが、いずれ自分に返ってくるということ。すぐに返ってこなくても、いずれ回りに回って返ってくる。

おわりに
　人からありがとって言ってもらえるようにする。この目標を実践してみてください。きっと少しずつ心がぽかぽかしてきますよ。そして、幸せな気持ちになっていきますよ。さらに、鏡のように自分にいつかは返ってくるときがあるかもしれません。
　幸せな気持ちになります。みんなでがんばりましょう。