思いやりって? [通信]
通信を書きました。
例えば、友達が転ぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中で作りあげていきさえすればよい。
司馬 遼太郎
「思いやり」ってどういうことかな?と考えることがあります。「思いやり」とは、「思い」を人に「やる」(あげる)こと。人の気持ちを思い、考えてあげることを思いやりというのだと思います。
たとえば、「きもい」って言われると、いやな思いをするだろうな。にらまれると、つらいだろうな。無視されると、しんどいだろうな。そんなふうに人の思いを考えてあげられる人が、思いやりのある人って言うのでしょう。
みんなは、思いやりのある人になりたいですか?思いやりのある教室にいたいですか?
そのためには、相手の立場になり、気持ちを想像する力。考える力をつけることが大切です。想像力。考える力が、思いやりを育てるためには、とても大切なことだと思います。
そのために、どんどん考えてみてください。想像してみてください。たとえば、国語の気持ちを考える授業で。実験の結果を予想する授業で。算数の難問の授業で。そのくり返しが、みんなの考える力や想像力を伸ばし、思いやりの心を伸ばします。
今、給食準備を無言でやることにチャレンジしてますね。これも、相手の気持ちを思いやって行動する練習です。こうやって、意識することで、すべてのことは思いやりを育てることにつながります。学校でいろんな勉強で考えたりするのは、人の気持ちを考えられるような力をつけるためなのかな?と思ったりします。
これからは、どんどん自分の頭で考えてください。想像してください。それが、思いやりのある人へ成長する方法だと思います。考える力を伸ばしていってください。これが、後半戦のみんなの課題です。みんな、すてきな最高学年になりましょう。
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