箱根合唱セミナー三日目 「ただただ感謝」 [合唱]
いよいよ最後の日になってしまいました。長かったような旅も今日で終わり。名残惜しいです。今日は5時半起床。のんびりと朝を過ごしました。
最後の講座は、前田美子先生でした。最初から楽しみにしていました。
先生の講座は、絵本「はらペコあおむし」の紹介から始まりました。絵も内容もとてもかわいい絵本です。
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この絵本をもとに、かわいい曲が作られました。
この本を参考に衣装や小道具を作り、この曲を使って発表するようすを楽しそうに話されていました。クラスでやると楽しそうだなあって思いながら聞いていました。小道具を使い、演出も工夫すれば、見ている人も、歌う子供たちも楽しめる発表ができるんですね。
あと、いくつか歌の指導をしていただいたのですが、次のことを感じました。
楽しみながら発声の基本的なことを学べた!
例えばアカサタナ・・・というような伸ばす音がアとなる言葉の時に、両手をパーにして出す。できるようになったら、その言葉の時、隣の人とタッチする。それができるようになったら、今度は一小節ごとに隣の人、反対の人というように、交互にタッチする人をかえる。いろんな人と関わりが持てとっても楽しかったです。
しかし後でこの目当てを聞いてびっくり。この遊びをすることで、自然にアの口が開くようになるのです。遊びながら、知らない間に発声の基本が身に付く。驚きました。
このように前田先生の指導は、遊びを取り入れ、またいろんな人との関わりも入れ、遊んでいるうちに、歌の基本が身に付くものでした。
最初に、歌は楽しさが一番大切っておっしゃっていました。その意味がよくわかりました。そしてそれは、普段の授業でも言えることです。良い体験ができました。
最後には、湖畔に出て、芦ノ湖の雄大な景色のもと、全員合唱をしました。歌った曲は「夢の世界を」「マイバラード」「大地讃唱」。なんとその曲の作曲家、橋本祥路先生、松井孝夫先生、更に超一流の合唱指導者の指揮で歌ったのです。
もう大自然の中で、信じられないような指揮者のもと、夢の世界のような素晴らしい歌声でした。大地讃唱の最後の歌声が遠くの山に響き、こだまとなって戻ってきたのには、感動しました。
本当に豪華な講師の方々でした。豪華な施設でした。ずーっと合唱のことばっかりで、うれしくって、楽しくって、しょうがありませんでした。まさに合唱三昧。
関係者の皆さん、本当に素晴らしく贅沢な会をありがとうございました。心から感謝します。
羽田空港にて
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