動作化で表現読みに！音読っておもしろい。

　今、国語の時間は「ごんぎつね」をやっています。
音読を中心に進めています。
　本格的な文学教材だけあって、音読もおもしろいです。音読の工夫が出来る部分が各所にあってやりがいがあります。

　今日は、月夜のいい晩に兵十と加助のあとをつけるごんの場面を音読しました。そこにこんな文があります。

「ごんはびくっとして、小さくなって立ち止まりました。」

　動作をさせました、みんなごんに変身。それぞれがごんになりきって「びくっと」します。
すると、おもしろいように音読が変わりました。
本当に「びくっと」した読みに変わります。

　ところどころ、動作化させながら音読させています。すると読みがずいぶん変わります。音読っておもしろい。

　これは合唱指導から学んだことです。
　
　合唱では歌詞をイメージするために、時々動作化させます。たとえば「大空」という歌詞だったら、大空を両手で作りながら歌います。すると、声に広がりが出ます。
　イメージができることで、声が変わるのです。

　音読も同じです。

　合唱指導と音読はリンクしています。動作化により、イメージができ、表現読みとなる。
　音読、おもしろくってしょうがありません。

コメント 2

「ごんぎつね」・・・。本校でも、今学習中です。動作化で音読や歌声が変化すること、納得です。言葉だけでなく、様子をイメージすることって本当に大切なことだと思います。
さて、私事ですが、ムッシュ先生にご報告があります。一昨日『２分の１成人式』が無事終了しました。ムッシュ先生にご相談しながら、試行錯誤して必死でがんばってきました。そして、当日を終え、子ども達の達成感（満足そうな笑顔）・保護者の方々の喜び（たくさんの感謝のお言葉）・・・etc。
私自身も、ここ数年来で一番の充実感を得たような気がします。
ベストなタイミングで、適切なアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。心温まる励ましのメッセージありがとうございました。今回の大成功は、ムッシュ先生なしでは達成できなかったと思います。
本当に本当に、ありがとうございました。
by cosmos (2011-03-05 16:45) 

cosmosさん、成功おめでとうございます。本当に良かったですね。
そうやって成功できたのは、cosmosさんの努力の賜物ですよ。
僕もわがことのようにうれしいです。
「そして、当日を終え、子ども達の達成感（満足そうな笑顔）・保護者の方々の喜び（たくさんの感謝のお言葉）・・・etc。」
これこそが、教師の醍醐味ですよね。
教師って、お日様のようにたくさんの人に幸せをプレゼントできるすてきな仕事です。
　いいお話をありがとうございました。
　cosmosさんのその体験は、今後の人生の宝になりますよ。
　どうぞ、今のようにたくさんの方々に感謝の気持ちを抱き、進まれてください。
　きっと、ステキな先生なんだろうなあ。
　うれしいコメントありがとうございます。
by ムッシュ (2011-03-06 07:12)