指揮で大切なアインザッツ [合唱]
昨日の音楽研究会の懇親会では、後半、合唱の連続でした。
花
大地讃頌
つばさをください
旅立ちの日
音楽専門の先生ばかりなので、その合唱は、ふるえるほど素晴らしいものでした。一緒に歌っているぼくも超気持ちいい!!
校長先生の指揮で歌いましたが、本当に歌いやすかったです。
校長先生の指揮は、早め早めに指示を出していました。
その後、校長先生と指揮法の話しになり、「アインザッツを勉強して」って言われました。
指揮には、「1234」というようなテンポに合わせて、拍子を刻んでいく方法があります。これは、教科書にも図としてよく載っています。
これ以外に、アインザッツというものもあるそうなのです。
ネットで調べてみると以下のようにありました。
アインザッツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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アインザッツ(ドイツ語: Einsatz)音楽に関して用いる場合は、休止後における歌い始め、奏し始めの瞬間のことをさす。Satzには「文章」という意味があり、ここでは楽節を指している
音楽の世界で使われる場合は、ほとんどそのフレーズの出だしを指すそうです。
せっかくの美しい旋律も、出だしがばらけて曖昧に始まってしまったり、ぼやけて濁って聞えたのでは、台無しになってしまいます。指揮者の役割として、その出だしを指示することが大切になってくるというわけです。
校長先生の指揮では、その指示がかなりはやいです。
しかし、その指示で歌い始めると、ピタッとピアノの出だしと合うのです。
合唱は、人間が声を出して表現するものです。声は少し後になるそうです。
更に、子音などを発音することを考えると、校長先生のようにかなり前にアインザッツを指示する必要がありそうです。
アインザッツ。フレーズの出だしを指示すること。指示は1拍前にするというぐらいの気持ちでちょうどよいのかもしれません。
そのためには、曲を自分なりに解釈し、先手先手といかなければなりません。研究と意識した経験がこれから必要です。
オーケストラや吹奏楽の指揮者を見ると、勉強になるそうです。だって、オーケストラのような大人数の演奏でアインザッツがはっきりしてなかったら、演奏が成り立たないからです。
さっそくその会にいた吹奏楽の先生に部活見学をお願いしました。指揮法を研究するつもりです。楽しみです。
合唱、本当に奥が深く、おもしろいです。
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