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僕の中で、坪口先生は生きています [合唱]

 坪口先生がお亡くなりになったことがわかった翌日の今日、授業は1限から6限までびっしりの日でした。しかし、坪口先生のことを思いながら、精一杯の一日を過ごしました。
 一時間一時間を子供達に楽しんでもらおうという気持ちで。

  音楽室に来てくれる子供達を入り口で、むかえます。
「いらっしゃい。」「よく来てくれたね。」「ありがとう。」
と言いながら。

 授業は坪口先生みたいにいかないけど、どんどんほめることを意識しています。
ちょっと違うのは、僕のはスピードを意識し、ポンポンポ~ンといろんなことをやること。もっとじっくりと音楽のすばらしさを味わわせたいのですが、僕はまだまだ力不足です。
 いろんなことを10分か15分単位で次々とやり、変化をもたせるやり方です。

 けど、歌う時は、一人一人の子供達の声を聞いて歩き、声をかけるようにしています。

 不思議なもので、近づくと、今まで声を出してない子も、歌ってくれます。
「いい声だ。」「うまい。」「それでいいんだよ。」「表情がいいね。」
良い所を、どんどん伝えます。

 子ども達、がんばってくれます。授業の終わりにはがんばってくれた子供達に感謝の気持ちがわいてきます。
 最後は荷物をもち、2列に並んでもらいます。そして出口で、「ありがとう」と一人一人に声をかけて見送ります。

 最近子供達が少しずつお腹から声を出せるようになってきました。今まできれいなだけの声だったのに、少しずつ教室いっぱいに歌声が広がるようになってきました。

 カラオケで発散するように、音楽室で発散してもらいたい。
 歌う喜びが、生きる喜びにつながってほしい。そんな願いがいつも頭にあります。

 坪口先生のことをいつも考えながら、授業に挑んでいます。

 僕の中で、坪口先生は生きています。


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さやか

約5年前に、ムッシュさんのブログでソアーベを知りました。

その頃、歌が好きだった娘に「どこか合唱団を」と探していたところ、ソアーベの存在を知り入団を決意しました。

5回の定期演奏会に参加させていただき、子どもたちの素敵な歌声に感動の連続でした。

そして、私の子どもがその歌声の一部になれたことを本当に感謝し、ソアーベをここに綴ってくれたムッシュさんに心からお礼を言います。

本当に、ありがとうございました。



by さやか (2012-05-11 21:26) 

bird

私の中でも生きていらっしゃる!
学校で、子どもたちと接しながら、子どもたちからエネルギーをもらっていると強く感じる瞬間、坪口先生が出てきます。
ソアーベで、子どもたちと一緒に楽しんでいらっしゃった先生が。
子どもたちとの物理的な距離が、ここ数日で近くなっている自分を感じます。そこには、子どもの歌声を聞き、見つめ、ほめていらっしゃった坪口先生のイメージが私の頭の中に出てくるんです。
「生きる」という概念は、物質的なことではないことを確信しました。
すごいことですねぇ!

by bird (2012-05-11 22:19) 

mizuho

尊敬する先生がお亡くなりになって、
本当に残念ですね。ご冥福をお祈りします。

教えて頂いたことを胸に、
その想いを子どもたちにつなげていけるといいですね。
by mizuho (2012-05-12 06:28) 

ムッシュ

birdさん、コメントありがとうございます。
まったく僕も同じ気持ちです。
坪口先生のイメージが、僕の頭の中に強くあります。
そして、それをいつまでも持っていたいたいと思っています。
坪口先生は僕の永遠の目標です。
by ムッシュ (2012-05-13 17:20) 

ムッシュ

mizuho様、コメントありがとうございます。
本当にすばらしい方でした。
そして、その想いをつなげていきたいと思っています。
素晴らしい思いは生きていきます。
by ムッシュ (2012-05-13 17:24) 

ムッシュ

さやか様、コメントありがとうございます。
僕のブログがきっかけでソアーベと出会えたなんて、
心からうれしいです。そして、すばらしい体験をされましたね。さやか様もお子さんも、そして僕も、きっと抱いている気持ちは同じだと思います。
by ムッシュ (2012-05-13 17:31) 

AYU

先週、ムッシュ先生のブログで訃報を知り、うちの団関係者に連絡させて
頂きました。一番親交のあった元役員の方から女先生に電話させて頂き、お別れの会の日、うちの団でも練習時間の中で手を合わせてご冥福を祈る事にしました。ムッシュ先生のブログからこんなふうに繋がってとても感謝
しております。ありがとうございます。
by AYU (2012-05-15 11:08) 

ムッシュ

AYUさん、コメントありがとうございます。
少しでもお役にたってうれしいです。
いよいよ今日、お別れの日です。
でも、僕の心の中で、坪口先生は生きてらっしゃいます。
by ムッシュ (2012-05-26 07:48) 

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