感動、子供達ってすばらしいです! [授業]
今日の3年生の音楽の時間のことです。いつものように歌ったり体を動かしたり声を出したりして、音楽を楽しんでいました。
今日は第二日程でした。いつもより早めに日程が進んでいます。そんなことをすっかりと忘れて、子供達と共に遊んでいました。
さあ、いよいよ授業のエンディング。子供達が一番楽しみにしているのが、ジャンケン列車です。みんなで協力して、机イスを後ろに移動し、広い空間を作らなくてはなりません。
僕はいつもタイーマーを用意し、
「用意、スタート!」の合図で、その準備をさせます。
その準備の早いことといったら、
机イスを後ろに下げ、床に体操すわりをして、僕の方を全員が見るまで!
がタイムとなります。
ほぼどのクラスも一分以内にやり遂げます。
それだけ、ジャンケン列車がやりたいんでしょう。
今日も、3年生の子ども達、1分以内に準備をやりとげました。
ワクワクとした子供達の顔・顔・顔
ところが!です。
「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」
なんと無情にも授業終了のチャイムがなり出したではありませんか。
この時間は出授業で、しかも4限目です。
さあ、こんなとき、皆さんならどうしますか?
ア.チャイムを無視して、ジャンケン列車をやる!
イ.いさぎよくやめる。
僕は、イ.を選びました。それは、授業を延長することは常に絶対しないようにしていることと、次の給食に迷惑がかかると更に申し訳ないと思ったからです。
しかし、これからだ~い好きなジャンケン列車ができると思っていた子供達にも、本当に申し訳ないです。
僕は心の底からあやまりました。
「みんな、本当にごめん。先生がわるかった。本当にごめんね。」
さあ、子ども達、どんな反応を見せたと思いますか?
なんと…
「先生、いいよ。」
「先生、私たち、歌うほうが好きだし。」
「音楽好きだし。」
そして、あやまる僕に対して、拍手をし出すではありませんか。
パチパチパチ・・・
音楽室に鳴り響く拍手の音。
月並みな言い方ですが、心の底から感動しました。
なんという子供達でしょう。
なんだかドラマみたいでしょ。
子どもって、優しいです。すごいです。
すっごく感動したので、今日の記事にしました。
教師って、本当にすばらしい仕事です。
しあわせです。
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