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否定語を使うな、全力投球、一気に駆け上がろう! [合唱]

 今日の合唱練習、どうしようか、迷いました。
というのは、用事があって休む団員が5名もいたからです。
日曜日の練習を休みにしようかな。
本当に迷いました。
団長をはじめ、何人かの子供達の所に電話し、相談しました。

大会直前の日曜日に休みを入れないのには理由がありました。
それは、規則正しい生活が維持できること。
また、今の力を維持できることがあります。

 普段月曜日には、休みボケの子供達がいます。その状態を防ぐ意味がありました。
 でも、2年生の子供達もいます。

 迷いに迷いぬきました。

 でも・・・・結局予定通り、決行することにしました。
それは、脳科学者、林成之さんの理論が決め手になりました。
 林さんはは2008年、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について選手たちに講義を行い、結果に大きく貢献した人です。

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

  • 作者: 林 成之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/10/21
  • メディア: 新書


 
 林さんは、北京オリンピックの日本競泳チームに、「否定語を使わないこと」「ゴール前では一気に駆け上がる、と考えること」ということをアドバイスしました。そして、その結果、すばらしい成果を出したのです。

否定語を使うな、全力投球、一気に駆け上がろう!

 さっそく自分自身、実行に移しました。
迷いを吹き飛ばし、朝5時に学校に行き、指揮の練習をしました。
否定する気持ちを吹き飛ばし、一気にやって駆け上がろうと思ったのです。

やって、本当に良かったです。
子供達が来る頃には、指揮のやりかたが見えてきました。

否定語を使うな、全力投球、一気に駆け上がろう!

林成之さんのことを紹介しながら、これらの言葉を説明し、これを合言葉に、練習をはじめました。
いつもよりハードに練習をしました。
すると、どうでしょう。子供達、グングンついてくるではありませんか。
僕自身も練習をしながら、指揮に自信がついてきました。

また、昨日の電話のおかげで、練習方法を改善するきっかけもつかめました。それは、同じ事を3回以上しないこと。ついつい定着させようと何度も同じ事をさせてしまいます。疲れた子供たちの表情はそれが原因だったのです。それをあえてしませんでした。多くても3回。

テンポよく練習が進みます。
伸び盛りの子供達。
すばらしい子供達。

練習後、「今日、練習やってよかった人?」と聞くと、
全員の手があがりました。

 本当に練習をやって良かったです。また一歩、僕も子供達も成長しました。

 人にはそれぞれスイッチがあるような気がします。それが入っているのか、切れているのかの違いだけで、人は大きく変わります。
 Nコンまであとわずかです。一人一人のスイッチが入るよう手助けをしていきたいです。輝く子供たちの姿を見せてあげたいです。それが、見ている人に感動を与え、歌う子供たちの喜びにつながることだからです。

 Nコンまであと5日。


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