消えていく最新機器・・・でも [授業]
今日は、理科の授業の模擬授業がありました。先生方が生徒役になり、授業者が実際に指導案どおりに授業をしてみるのです。こうやって、実際に授業がうまくいくか、みんなで検討するのです。指導案検討会も様変わりしました。
そこで、ビックリしたのが、デジタル教科書です。パソコンと大型テレビをつなぎ、画面には、教科書がアップで映されています。そして、「ろ過」の写真をクリックすると、ろ過の実験方法が映像で流れてくるではありませんか。
一目で、ろ過の方法がわかりました。時代の進歩はすごいです。
模擬授業のあと、同年代の先生と、この最新機器の話をしていると、ある先生が、こんなことを言い出しました。
「そう言えばOHPというものあったねえ。」
「そうそう、透明なシートに、いろんな色をつけて、たくさん教材作ったわ。」
「そういえば、しばらく経ったら、シートに印刷できるトラペンアップって機械も出たね。」
「あれ、寿命が短かった~」
「あの当時高かったのにねえ。」
「たくさんの教材、作ったのにねえ。」
そんな話で盛り上がりました。
今までの歴史を見てみると、こういう最新機器って言われるものって、あっという間に使われなくなってしまいます。
たとえば、大型のビデオカメラもあったなあ。
カメラと、録画する機械が別々で、重い機械を肩にかけて映す必要がありました。
単体でのビデオカメラが出た時は、ビックリしたなあ。
でも、それもだんだん小型化し、VHSなんてほとんど使われなくなりました。
そうそうベータってテープもあったなあ。
そのうち、今日見たようなパソコンと大型テレビをつないだ機器も、消えていくのかなあ。
機械はどんどん消えていくけど、でも教育の根っ子は変わってないと思います。問題なのは、それらをいかにうまく使いこなすか、というところだと思います。
あんなデカカッタビデオカメラでしたが、放送委員会でインタビューを企画して、校内放送で流したら、みんな喜んでくれたなあ。
OHPも分度器の時や点対称の時には活躍したぞ。
今は恵まれた時代です。でも、それをいかに使うか、そこが大きなポイントだと思います。
この種のキカイって、行政から予算がつくこともあって、学校には結構配備されているんですよね。OHPは私の学校にもあります。もちろん既に引退状態ですが。
by shira (2012-09-12 21:42)
shiraさん、いつもありがとうございます。
そうですね。学年に1台とか、けっこうありました。
これを研究にからめていたこともありましたしね。
研究授業と言えばこれが出てきた時代もありました。
by ムッシュ (2012-09-13 05:48)
^^ありましたありました。
今は、パソコンやプロジェクターなども学級に1台づつとかあって、
デジタル教科書もあるんですが、
なかなか使いこなせなくって、鍵がかかったままです…、モッタイナイ!
私の学校は来春で、閉校になるので夏休みに教材室を片付けました。
ものすごい「お宝!?」がたくさん出てきました。備品番号に(昭和○年)なんてものが出てきて、みんなで懐かし談義をしましたよ~。それぞれ「、最新式の便利な」ものだったんですね…。
by aria (2012-09-14 06:19)
ariaさん、コメントありがとうございます。
「今は、パソコンやプロジェクターなども学級に1台づつとかあって」
うわ~~、それはすごい、いい環境ですね。ぜひとも有効活用ができるといいですね。更に閉校ですか。
「ものすごい「お宝!?」がたくさん出てきました。」
うわ~~、どんなものがあったんだろう。
おそらくその当時、すっごい値段のものばかりですよ。
そして、今まさにお宝探偵団あたりで、すごい値段のつくものもあるかもしれませんね。
by ムッシュ (2012-09-16 09:48)