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グレーゾーン [幸せに生きる]

   男は、白黒はっきりするのが好きですが、女の人って、その中間のグレーゾーンが大きいような気がします。つまり、白黒はっきりしない部分。

 たとえば、表面上にこやかに話をしていても、別のところでは、悪口を言っていたり。
 あるいは、好きだったものが、別の環境や時間になると嫌いになったり。
 また、その逆も言えます。
 ある時は好きだと言ったり、ある時は嫌いだと言ったり。
 つまりコロコロと変わりやすいグレーゾーンの部分が大きいのではないか。と最近感じています。
 特に高学年の女子を見ていると、そう思います。
 女心と秋の空なんていうのは、それを表しているんじゃないかな。

 でも、女の人ってそういう傾向があるんだってことを頭に入れておくと、一見不可解な行動も理解できます。
 今までニコニコとお話していた子が、ある日突然そっけなくなったり。
 ある集団では、和やかな雰囲気なのに、別の集団では、険しい雰囲気になっていたり。その逆もあります。

 それを理屈で理解しようとしても、わからない時があります。でも、グレーゾーンを行ったり来たりしてるんだって思うと納得できます。
 それは、女の人だけに限らず、男にも言えます。理屈で動くのではなく、感情で動く部分。それが、グレーゾーンの部分なのだと思います。
 
 そんなことを考えていると、理屈が先ではなく、感情の部分を先に考えることが大切なんだって思います。
 授業で言うと、楽しいという気持ち。
 どんなに理屈で、これが正しいんだと言っても、感情に入っていかなければ、身にはつきません。逆に感情が動けば、入っていってくれます。

 グレーゾーンがあることを理解し、楽しいとか心地よい気持ちにさせていくことが、いい授業や関係作りに大切なことなのかもしれません。
 それは、子どもを一人の人間として尊重する気持ちであったり、感謝の気持ちであったり、謙虚な気持ちで接することであったり。

 授業を通して、最近感じることを書いてみました。


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延岡ツトム

おとなより難しいかも知れませんね〜。
合唱団で低学年の頃からずっと見ていて知ってるつもりでもみるみる変わっていくんでしょうね。変わり目は不安定になりがちですしね。
たぶん各地で合唱団を率いている女の先生も同じ思いでいると思いますな。同性だから理解できるかといえばそうでもなかったり・・。
by 延岡ツトム (2012-11-07 19:45) 

ムッシュ

延岡ツトムさん、いつもありがとうございます。
思春期に入ると、一気にグレーゾーンが大きくなる子がいます。ソアーベの坪口先生はそれを楽しんで見ておられました。
そんな大きな器になりたいと思っています。
by ムッシュ (2012-11-13 04:09) 

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