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東京1日目 全日本合唱普及会による講習会

東京1日目 全日本合唱普及会による講習会


7時55分発羽田行きのjalに乗ったところ、あっという間に東京に着いてしまいました。
午前の部の講習会に間に合いそうです。
午前10時会場のヤマハホールに到着。
中学校の課題曲講習を聞きました。
最初は、栄東中学校コーラス部、女性3部の演奏です。一発目で歌声にビックリしました。やはり中学生の声量はすごいです。
その後、伊藤啓司先生による講習が始まりました。
最初に、コンクールについての考えを話されました。
審査員によって評価が違う。それに振り回されるのは、本末転倒。
そんな内容でした。まったくの同感です。今年も僕たちはコンクールに出ますが、楽しみたいと思っています。また、団員たちとも十分に話し合いたいと思っています。

心に残ったところを箇条書きに書きます。

伊藤先生は、歌詞からアプローチしました。

同じメロディラインの所を意識して、強弱の違いを練習しました。
作曲家の記号を守るではなく、作曲家の心境を想像する。という言葉が印象に残っています。記号には作曲家の思いが込められているのです。

フォルテとメゾピアノの違いを出すには。
出だしは作りやすいが、出しにくいところでいかに踏ん張れるか。それが、メリハリを生む。

言いたいこと(fff)に向かって音楽が向かっていく。

楽譜に書いてあることを極端に実現してみる。
そういうやり方もあり。
落ち着いた表現もあり。
その両方を行ったり来たりして模索する。

行ったり来たりなんですね。そうやって、その合唱団の表現は作られて行くのでしょう。

伊藤先生の指揮は、その意図がとてもわかりやすい指揮でした。
拳であったり、撫でるようであったり、大きく振り上げたり、抑えるようであったり

できるだけ楽譜にかいてあることをチャレンジしてみよう!と再度歌って同声3部の部はおわりました。

第二弾は、横浜市立緑が丘中学校。
混成合唱でした。
混成は迫力ありました。
指揮者の先生、一緒にうたっていました。

メロディ
リズム
ハーモニー
言葉

伊藤先生は、この4つの観点で直して行くとよいとおっしゃっていました。

ハーモニーはなおしやすいとのこと。

以下、メモになります。

◯言葉
言葉が日本語の場合、なおざりにされやすい。

ポイントは、語頭を大切に。
言葉の最初と二番目の高低の位置関係が大切とのこと。

裏拍からはいる場合は、掘り起こしてあげないといけない。(テヌート気味に)言葉のニュアンスも含めて。

気持ちを込めて歌うとき、メカニズム的に解釈すると
子音の息のスピード
ベロの位置など
も考えさせると良いとのこと。

◯ハーモニー
決め所の和音はきちんと決めること。アカペラで確認するといい。
他のパートが聞けているか。

・関西大学グリークラブのハーモニーの4大原則
音程
声質
バランス
音の同時性

◯声作り
いろんな合唱のスタイルがあるが、声を鍛えるといい。ないといけない。声を鍛えると、いろんなタイプの声が使える。
以上

講師の先生の話がずっと続く中、中学生の皆さんは、シーンと待っています。中にはメモしながら聞いている子もたくさんいます。本当にえらいと思いました。

午前中のメモだけでこれだけの量の文章になりました。本当に密度の濃い時間でした。
やはり、外部へ出ての勉強は刺激になります。












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