6年生、大活躍 [合唱]
今日は合唱団の土曜練習でした。
始めに、6年生だけでミーティングをしました。
夏休み練習をどうするか?ということを話し合うためです。
今年のNコンは、楽しみたい!と思っています。
昨年度は、金を取りに行こう!とみんなで本気で目指しました。
でも、取れませんでした。
みんな泣きました。その時の子供達の涙を見た時、僕は合唱をやめようと思いました。
子供達にこんなつらい思いをさせるくらいなら、合唱をしないほうがいい!!
僕は真剣に合唱をやめようと思いました。
どん底のトンネルの中でとことん考え抜いた結果、僕は、子どもたちといっしょに合唱をすることが大好きなんだ!ということがわかりました。それでも合唱を続けたい!という子がたくさんいました。そこで僕は今も合唱団を続けているわけです。
でも、今年は昨年のような思いを子供達にさせたくありません。
僕は子供達にこんな提案をしました。
夏休みはたっぷりお休みにし、大会直前一週間だけの練習にしよう。
その練習予定表も見せました。子どもたちビックリした様子でした。
でも、その後、一人一人に意見を言ってもらったところ、昨年のようにみっちり練習したいと言います。子供達に、本音を言ってもらいました。
僕の心を動かした言葉があります。
同じ結果になったとしても、あまり練習しないで流す涙とみっちり練習して流す涙だったら、わたしは後の方がいいです。
僕の腹は決まりました。
今年は「金を取る」なんてことは言いません。でも、金を取れるような感動的な歌を歌えるような練習をしていきます。
「しあわせ」と「Nコン」。この二つのうち、どちらを大切にするかというと、先生はみんなの「しあわせ」を一番大切にします。みんながNコンに出て良かったなあという気持ちになるために、「Nコン」にでます。
そして、昨年度と同様のスケジュールで練習することにしました。
今年でNコン出場は、7回目になります。なんのためにNコンに出るのか考えてみました。
みんなで一つになって笑ったり泣いたり、汗を流したり・・・そんなことが好きなのです。そして、それは子供達にとっても宝物のような思い出になると思うからです。
今年は、そんな毎日の練習も充実して楽しいものにしてあげたいと思っています。
そんな練習にするためのヒントが、今日の練習にありました。
昨日、6年生の子供達から、「私たちの練習コーナーを作ってください。」とリクエストがありました。
その練習がとてもいい雰囲気だったのです。
6年生一人一人が4人から5人の担当を決め、発声練習をしていたのですが、6年生も下の学年も生き生きとしています。
「あ~、子どもたちに任せてみるのもいいもんだなあ」と思いました。
いよいよ7月です。また、Nコンの熱い日々が始まります。
子供達が「しあわせ」や成長を感じられるようないい体験をさせてあげたいです。
大活躍の6年生。ありがとう6年生。ありがとうみんな。
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