二つの自分 [合唱]
ある尊敬する方から昨晩電話がありました。
こんなことを言われました。
ムッシュ先生の中には、二つのものがある。
一つは、コンクールで金!という熱い思い
もう一つは、ソアーベのように楽しくやりたいという思い。
その二つを行ったり来たりしている。
鋭いです。その通りなんです。
この二つの考えが、どちらもあるのです。
その両方をまさに行ったりきたりしているのです。
自分の中に二人の自分がいるようです。
そしてその方からこんなふうに言われました。
どちらか一つで行ったほうがいい。
そうかもしれません。
僕はどちらが大切なんだろう。
金!というよりも、人の心を感動させるような音楽を作りたいという熱い思いがあります。聞いた人が涙を流して感動してくれるような音楽。
同時に、楽しくもやりたい。
どちらが大切なのだろう?
今の自分は、感動させる音楽の方が大切だと思っています。そういう音楽を作れたほうが、聞く人も感動するし、それを演奏した子ども達の喜びも大きいと思うからです
そこで、今日は、久しぶりにけっこうキビシメに迫ってみました。
特に5年生は、児童音楽会が近いです。
すると、締まったいい雰囲気の指導が展開していきました。
他の学年の授業でも、今までよりもキビシメのバージョンでやってみました。
すると、子ども達はちゃんとそれに付き合い、やってくれます。
更に能率もよく、笑顔すら見えます。
子どもって、筋さえ通っていれば、厳しく指導されることを喜ぶ傾向もあります。もちろん子どもの心を大切にした上にですが。
何がいいのか、わかりません。
僕流のやり方、もうそろそろ見つける時期に来ているのかもしれません。
コメント 0