今、4年の音楽が楽しいです [合唱]
今、4年の音楽が楽しいです。
4年生の今頃は、ちょうど変化の時期。歌声も少しずつ高学年の歌声に変化しつつあります。
4年生に対しては、今まで「とにかく声を前に飛ばす!!」という指導をしてきました。
頭声はあえて教えず、自分の声を前に出す!!ということを言い続けてきました。
最近、本当に良く声が飛ぶようになってきました。
そこで、少しずつ声を整えていくことも始めました。
今、4年生で歌っているのが以下の2曲です。
●もみじ
●ゆかいに歩けば
もみじは、二部合唱に取り組んでいます。二部合唱の入門としてはすばらしい曲だと思います。どのクラスも二部合唱ができるようになりました。
今は、少しずつ声を整えることも始めました。
指導しているのは以下の二点です。
のどの奥を空けること
声を鼻に集めること
頭声や裏声は教えていません。子ども達は真っ直ぐな声で高音を歌います。
出ない子には、目をあけると高い声が出やすいことを教えています。
4年生ぐらいだと、裏声を出さなくても、いい高音が出ます。
「ゆかいに歩けば」では、音を上げ、ニ長調で歌わせています。
この歌で、更に鼻腔を使った歌い方を教えていくつもりです。
合唱入門として、この歌はとても素晴らしくできていると思います。
「ゆ・か・い・に~」の部分では、お腹の使い方を学ぶことができるし、鼻腔共鳴も教えることができます。
「バルデリー」では声を前に飛ばすことを教えることができます。
子ども達の成長と同時に、歌声もどんどん変化しつつあります。
4年生の今の時期は、本当に教えがいがあります。
のどの奥を空けること
声を鼻に集めること
素晴らしい指導のポイントをありがとうございます。
同感です。
頭声発声にこだわるよりも、ここから入った方がわかりやすいのだと私は思います。特に、のどの奥を空けることは、普段の話声と歌声の決定的違いだとある声楽家の方に教えて頂いたことがあります。
惜しみなく秘訣を公開してくださる先生に、感謝です。
by たぬき3 (2013-12-13 05:19)
たぬき3さん、コメントありがとうございます。
この結論に至ったのは、去年からです。
頭声は、すぐに声を整えることができ、美しい声に変化するのですが、声が前に飛んできません。
最初に声ありきです。
でも、合唱はまだまだ奥が深いです。
行ったり来たりの繰り返しです。
またつかんだことを少しずつ発信していきますね。
ありがとうございます。
by ムッシュ (2013-12-14 20:01)