あいさつは、なぜ必要か?子ども編 [合唱]
あいさつは、なぜ必要なのでしょう?という記事を以前に書きました。
先週の土曜練習のとき、それを子供達に問いかけました。
今日は、この問いに対して、子供達がどう答えたか?ということについて書いてみます。
まず、こんな質問をしてみました。
「あいさつがある合唱団がいいか。ない合唱団がいいか。」
みんな、「あいさつがある合唱団の方がいい」と答えます。
でも、あいさつしなくても、その時間練習にあてれば、いいじゃない?それにあいさつがなくたって、歌は歌えますよね。それでも、あいさつは必要?と問いかけます。
みんなきょとんとした顔をしてます。
でも、子供達は「必要だ」と答えます。
では、あいさつは、なぜ必要か?、みんなで考え意見を出してください。
まずグループで2分ほど話し合い、意見を出してもらいました。出てきた意見がこれです。
テンションがあがる。
自分がきもちいい。
すっきりする。
相手も気持ちいい。
中学で必要。
社会に出ても必要。
あいさつは基本的なことだ。
お腹の発声練習になる。
あいさつは歌とにている。
最後の「あいさつは歌とにている」ってのが気に入りました。歌もあいさつも、相手とのキャッチボールに近いですから。
じゃあ、これからもあいさつをしてこうか。そういう風に意見がまとまりました。
その後、この前、ネットで調べたことを子供達に話しました。
あいさつとは相手の存在を認めていること。
逆に、挨拶をしないということは相手を認めてなく、無視していると受け取られること。
あいさつは、もともとは「私はあなたに対して敵意がありませんよ」「仲間ですよ」ということを伝える目的があること。
手を軽く上げて手のひらを相手に向ける挨拶は、「手に武器を持っていません」「だから仲良くしてね」と伝える動作が起源とか・・・。
握手には、武器を隠し持っていないことを示すための意味があった。だから利き腕で握手することなど。
そんなことをお話しすると、「へ~~~」という顔で聞いてくれました。
今年は、上から押し付けるのではなく、子供達と同じ目線に立ち、子供達の中から答えを引き出すような指導をしていきたいと思っています。
あいさつ、笑顔でやってくれる子が、増えてきています。
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