Nコンに向けて夏練開始!今年のテーマ [合唱]
今日は、Nコンに向けての夏練一日目でした。
今年のテーマは、「成長」と「楽しむ」こと。
練習を通して、この二つを体験させることがめあてです。
そこで、練習開始すぐに、夏練でどんなところを成長させたいか、言ってもらいました。
グループ討議のあと、一人ずつ言ってもらいました。子供達の意見がこれです。
自分から行動できる。
自分からあいさつする。
自分から笑顔になる。
自分から仲良くする。
自分からはいの返事をする。
高学年がお手本になれるようにする。
声を前に出す。
声を前に飛ばす。
これらの力が夏練でつけば、子供達にとって、大きな財産になります。
どんなに歌がうまくなったとしても、中学校では合唱部はありません。そして僕は子供達に音楽大学に行くような技術をつけたいなんて思っていません。しかし、大好きな歌を通して、楽しさと心の成長をしてもらえたらなあと思っています。
そこで、今年の練習は、今までとパターンを変えました。
今までは、僕が熱血指導をし、子供達を巻き込んでいくという感じでした。でも、今年は子供達と一緒につくりあげていく練習にします。
それは、本当に、子供達自身に成長してもらいたいと思っているからです。
楽しい体験を積み重ねてもらいたいと思っているからです。
そしてそんな子供達とともに、僕も一緒に成長したいと思っているからです。
そのために、いろいろと勉強しました。その勉強の結果、そのヒントとなる方法をみつけました。
スポーツ心理学です。
その出所は今は内緒にしておきます。
ただ、その方法は、今を大切にし、練習自体を楽しくします。
練習に対する集中力を高めます。
子供達のパフォーマンスを高めます。
その状態をフローというそうです。
スポーツを通して研究されたメンタルトレーニングの方法を、合唱練習に取り入れていこうと思っているのです。高学年に関しては、今に集中し、夢中になれる状態を自分でできるようにまでもっていきたいと思っています。
これができるようになると、今後の子供達の大きな財産になります。
中学校へ行ったときの部活に。受験勉強に。そして将来生きていく上でも。
まず先に心からです。
僕自身も子供達とともに実践し、成長したいと思っています。
今日は、そのフロー状態になれる一つの方法を教えました。
それは、笑顔です。
笑顔になることで、今に対する集中力が増すというのです。そのいい例が、ゴルフの宮里藍選手です。宮里選手は、アメリカでのメンタルトレーニングの結果、笑顔でゴルフをするようになりました。これが、自分をフロー化させるのに有効だからです。そしてその成果も結果として出しています。
今日は練習に疲れた様子が見えたころに、こんなことをやってみました。
一分間、笑顔で友だちとあいさつしましょう。
子供達、急に生き生きとしだし、大好きな友だちと笑顔であいさつをしだしました。
その後、子供達に今の気持ちを聞いてみました。
楽しい気分になった。
元気になった。
うれしかった。
子供達は、気持ちが変わったことを実感したようです。
こういうふうに、やった後、自分の感じた気持ちをシェアすることが大切だそうです。
知識→実践→共有化(シェア)
この繰り返しが、フローになる方法を自分のものにするそうです。
笑顔は、気持ちをリフレッシュさせ、練習に集中しようという気持ちにしてくれます。
子供達とともに、スポーツ心理学の方法を自分も実践し、豊かな今の時間を積み重ねていきます。
成長します!!
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