たくさんの応援団に感謝の練習でした [合唱]
たくさんの応援団に感謝の練習でした
今日も合唱練習をやりました。以前はこの時期にお休みを入れていたのですが、月曜日には休みボケしてしまって、元にもどすのに苦労したことがありました。そこで、ここ数年は大会前の日曜日も練習することにしたのです。
しかし今日の練習は、前校長先生もピアニストもいません。僕一人でどういう練習をしようか、とっても迷っていました。というのは、昨日の記事にもあるように、今2つの課題があるからです。
高学年の課題、響きを出すこと。
低学年の課題、小さくても良いから、きれいに歌うこと。
どう考えても一人で二つの課題をこなすには、時間的なロスがあります。もう一人、自分が欲しいくらいです。いや、もう一人、誰か低学年の初心者の子を見てくれる人がいれば・・・
そう考えていると、ある保護者の方の顔が目に浮かびました。
朝、思い切って、その保護者に電話で相談してみました。
すると、OKの返事をいただきました。跳び上がるほどうれしかったです。
更に、もう一人、保護者に応援をお願いしていただくことになりました。
これで、何とかなりそうです。
OBの顔も目に浮かびました。吹奏楽部のOBは、今日、ホール練習で朝からいないとのこと。(合唱部が中学校にはないので、たくさんの子が吹奏楽部に入ったのです)
そこで、思い浮かんだのがNさん。お母さんに電話で聞いてみると、「ちょっと無理みたい」という返事でした。
だれか、声のお手本になってくれる子はいないかな?と、もう一人のOB、Yさんに電話をかけてみました。すると、OKの返事をもらえました。でも、
「私一人ですか・・・」
もう一人、誰かいると安心するみたいです。
そこで、また一人、3年前に卒団したOBの子にお願いしてみました。すると、用事があるにも関わらず「行きます!!」の返事。
やった~~!!
更に車を運転中に、だめだと思っていたNさんが、「行きます!!」の返事!!
おお~~~~すごい。
これで、今日は、保護者2名。OB3名が応援に来てくれることになりました。
この応援団の人たちには、今年入団した小さい子7人の声の修正をお願いしました。
僕は、高学年を中心とした経験者の声の響きを伸ばす練習に専念しました。
経験者の練習場所は、体育館にしました。暑い中、がんばりました。
体育館になると、声の響きがまだまだ小さいことがわかりました。特に山場での響きが足りません。そこで、カンニングブレスなどの裏技を駆使しました。少しずつ、求めている響きに近づいてきました。あとは、気持ちの問題と、お腹と下半身をいかに使えるか・・・です。
のどで声を大きくするのではなく、下半身とお腹の支えで息を吹き出し、顔や体の空間をいかに響かせることができるか・・・です。コツさえつかめば、突然大きな響きが出るようになります。その響きをつかみかけている子が数人います。
とてもいい練習だと思ったのが、二グループに分け、体育館の両端でお互いの歌声を聞きあうというものです。
楽譜を用意し、聞いているときは、審査員になったつもりで、聞いてもらいました。
すると・・・
言葉の頭が聞こえませんでした。
ある部分の音が低かったです。
途中で音が切れていました。
そんなことを自分達で気づきました。
この聞きあい、とても良かったです。
さて、音楽室に戻ると、小さい子供達が、二つのグループにわかれ、レッスンを受けていました。一人の保護者の方はピアノが弾けます。なんと所見で弾き、指導してくださいました。本当に感謝です。
黒板には、OBの子のこんなメモがありました。
そして、更に、一人ひとりの子の注意点や声の特徴などもメモで書いてくれていました。今後の指導の参考になります。本当に本当に感謝です。
その後、全員でうたいました。すると、のど声が少なくなった感じがします。声の音量も大きくなった感があります。
ある保護者から、こんな感想をいただきました。
「先生の顔が笑顔だと子供達もホッとします。」
本当にその通りだと思いました。一生懸命のあまり、こわい顔になっているのかもしれません。まず自らが笑顔を実践していきたいです。
あとで6年生に振り返りを行ってもらいました。
昨日よりも楽しかった。
達成感がある。
たくさんの人が応援に来てくれてうれしかった。
感謝の気持ちを持ちたい・・・
等の意見が出ました。
たくさんの方々の応援のおかげで、今日はとてもいい練習になりました。
たくさんの人に支えられているなあと、うれしくて、練習中も胸が熱くなりました。子供達もうれしそうでした。
支えられていることに感謝の気持ちがわいてきます。
心から感謝します。本当にありがとうございました。
いつのまにか、Nコンまで3回の練習をのこすだけとなりました。
子供達にとって、楽しい体験と成長の場になるよう、あと3回の練習を積み重ねていきます。
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