今、高等学校の部を聞きおわったところです [合唱]
今、Nコン東海北陸ブロックコンクール・高等学校の部を聞き終わったところです。
一校目で、小学校との響きの違いに驚きました。高校生の声って、本当によく響きます。最初は、小学校の部との違いに驚いていたのですが、耳が慣れていくうちに、この学校はいい!というのが感じられるになりました。
高校生だから、声量は大きいのですが、やはりホール全体に響く団体とそうでない団体があることに気づきました。それは、声の大きさではなく、声質によるものだと感じました。やはり響きの条件は、響きのある同質の声がそろっていることだと感じました。
ホール全体を包み込むような響きを感じた団体がありました。響きにくいホールなのに、声に包まれた感覚があったのです。ゾクゾクしました。
課題曲、「共演者」は耳に馴染みにくい曲だと思っていましたが、団体によっては、身を乗り出して聞いてしまうような感動的なものもありました。それは、声の質・強弱・言葉・リズム感など様々な要素が絡まったものでした。同じ音楽かと感じました。
出だしで決まるとも思いました。特に「共演者」は、団体によっては、あれ?っていう出だしのところもあれば、お~~~すごい。という出だしのところもありました。
出だしがいい団体の演奏は、先が聞きたくなります。そして、その期待通り、先の音楽もすばらしく展開していきました。
高校生の声にも、聞き心地のいい声とそうでない声があることを感じました。
特に男性の声は、柔らかいところと硬いところがありました。僕は柔らかく女性の声と溶け込むような声が好きでした。
女性の声は明るさPlus響きが大切だと感じました。ホール全体への響きという観点だけでみれば、混成より同声の方が有利ではないかと感じました。それは、同質の声が響きを増大させる感じがあったからです。
そういう点で考えれば、人数ではなく、いかに響きのある同質の声が揃うかが大切なことだと感じました。
更に、ホールで言葉をはっきりさせるためには、子音も大切です。
さあ、審査発表の時間がやってきました。予想はあたるでしょうか。楽しみです。
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