6年生の音楽の授業 [授業]
今年は、4年生から6年生までの音楽の授業を持っています。
年によって違いますが、4年生の音楽が一番やりやすく、楽しいです。
声が一番伸びる時期です。成長を感じます。
それが、5年、6年と学年が上がってくるにしたがって、音楽の授業は難しくなります。
それでも、5年生は、児童音楽会出場という大きな目的がありますので、まだまとまりやすいです。
6年生になると、急に難しくなります。
一つは、最高学年としての立場や行事などで忙しいということがあります。
思春期に入ってしまったというのもあるかもしれません。
更に、変声期にはいった男子の存在もあります。
5年生とはがらりと雰囲気が変わってしまうお子さんもいます。
そんな中でいかに6年生の音楽を作っていくか。
目標は、卒業式の歌までありません。
中間地点の今の6年生の音楽は何を目指したらいいのでしょう。
目指すものが新しく見つかれば、変わるかもしれません。
坪口先生のように、人間観察が趣味だと言い切り、その変化を温かく見守れる器が自分の中にできれば、また変わっていくのかもしれません。
そんな中で、今日から始めたのが、混声三部に向けてのパート練習です。今日はパートに別れ、パートリーダーも決めました。さっそくパート練習もしました。中学校では合唱コンクールがあります。それに向けての準備となる経験ができればと思っています。また、変声期を迎えた男子に、新たな発声法を教える機会になればと思っています。
ただ、これはうまくいく年とうまくいかない年があります。クラスの状態とリンクしています。今年はどうでしょう。
6年生の音楽の授業、自分の中の大きな課題です。
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