気持ちと行動の車輪の話 [合唱]
今日は、合唱団再結成の練習日でした。
6年生は卒団し、実質、今の5年生をリーダーとしての初日の練習でした。
まず5年生には、30分早めに来てもらい、ミーティングをしました。
これは、子ども達の願いを聞き、僕の考えを伝えるための時間です。この時間で子供達をリーダーとして成長させていきたいと思っている時間でもあります。
そこで確認したことが以下です。
合唱団では、一人一人の成長と楽しさを大切にしたいこと。これは、みんなも同じ気持ちでした。
更に、今までよりパワーアップをしたいかどうか聞いてみました。
すると、全員が今までよりもより成長しパワーアップしたいと答えました。
そこで、気持ちと行動の車輪の話をしました。
みなさんは、気持ちの部分では、やる気満々です。
どうぞ、合唱団の決まり
●一生懸命できる子
●仲良くできる子
●心を一つに
この3つのことを大切にがんばってください。
これを車輪にたとえます。
みなさんの「気持ち」の車輪は大きく立派です。でも、この車輪だけでは、前に進めません。いくらがんばろう、がんばろうと思っていても思っているだけでは、成長や楽しさは実現しないのです。もう一つの車輪がないと、前へ進めないのです。
それは、「行動」という名前のついた車輪です。
行動しないと前へ進めないのです。
では、みなさんは、合唱団の3つの決まりを具体的に行動に移すとしたら、何ができますか?
そう聞くと、いろんな意見が出ました。
どんどん働く
早く来る。
大きな声であいさつや返事をする。
一人でいる子に声かけをする。
握手をする。
では、それらを行動し、二つの車輪で、前へ進んでいってください。
そう言って、下のポスターを見せました。
黒板に車輪の絵を書きながら話を進めていったのですが、
子ども達、これを見て、今までの話がイメージできたようです。
このポスターは、音楽室の見えるところに貼り、ずっと掲示します。
その後、団員全員にもこのお話をしました。
新しい合唱団がスタートしました。
子ども達一人一人の成長と楽しさを実現するのと同時に、合唱団自体も変化・成長していきたいと思っています。
今日は、新6年生、とてもがんばっていました。自分から進んで働いてくれました。下の子の面倒も進んでみてくれました。大きな声で返事もしていました。
大変だったことでしょう。でも、この積み重ねが、成長と楽しさを実現していきます。
合唱団の成長と楽しさに満ちた旅が、またスタートしました。
コメント 0