あ～、合唱ってすごいなあ。すばらしいコンサートでした

  今日は、午前中は合唱練習。そして午後は、ある児童合唱団のコンサートを見に行きました。

  本当にすばらしいコンサートでした。
　まず入口での長い行列にびっくりしました。

　そして受け取ったパンフレットにびっくり。とてもステキなセンスの美しいパンフレットなのです。
　そして会場に入ると、懐かしい顔がいっぱいで、またびっくり。大きく成長した姿の子供達をたくさん目にしました。僕のことを覚えてくれている子もいて、とってもうれしかったです。

　コンサート開始。
　歌声を聞いて、さらにびっくりでした。まさに天使の歌声でした。
　次から次へと繰り出す上質の音楽。
　芸術性を感じるセンスのある音楽を堪能しました。

　しかしそれは、子どもの声を生かした自然な発声でした。
力みのない発声でした。
　子どものステキな部分を最大に生かした歌声。ずっと聞いていたい歌声でした。

　それはまるで、素材の良さを生かした上質の高級料理のフルコースのようでした。
　一つ一つの料理に、心が震えます。胸が躍ります。すばらしい後味が残ります。
　僕の顔はいつの間にか笑顔になっていました。

　それは、今まで聞いたコンサートの中で、三本の指に入るほどのものでした。
　ほめすぎのようですが、事実だからしょうがありません。

　このコンサートは、かわいいチケットや絵本のようなパンフレットに始まり、細かい気配りがたくさんなされていました。例えば、アンケート用紙には、小さな鉛筆が挟まれていました。これならアンケートを書きたいという気持ちになります。

　更に、一曲一曲が、聞き手の心を揺さぶるような気配りがなされていました。それは曲の強弱や表現、そして自然な振り付けという形で。
　コンサート全体が、一つの作品のようでもありました。
　そして会場全体のその作品に心惹かれていました。

　あ～～～、合唱ってすごいなあ。こんなにも人の心をふるわせるものなのかと改めて思いました。

　すばらしいものを見ると、こんな世界があるのだと目が開かれます。今日はそんな気分でした。

　子どものすばらしい可能性を感じた日でもありました。そして僕も、もっともっと細部に気を配り、曲を大切にして、合唱に取り組みたいと思いました。

　すばらしい歌声を聞かせてもらったみなさん。ありがとうございました。みんなまるで映画スターのようでしたよ。
　そして、その子たちを指導してきた先生、更に裏方で一生懸命働いていらした保護者のみなさん、本当にありがとうございました。

　お疲れ様でした。そして、すばらしいものを見せていただいたことに心より感謝しています。僕もがんばります。