これからの時代 [幸せに生きる]
今日は、息子の同級生の親といろんな話をしました。
その人の息子さんは、ひょんなことから農業大学で学ぶことになりました。将来はどうなるかはわかりませんが、親が植木職人をしているので、植木職人として生きていく可能性があります。
ただ植木職人の世界も先行きは明るいものではないそうです。なぜなら庭がだんだん減ってきているからです。生き残るためには、自分しかできない技を身につける必要があるとのこと。この人でしかできないという技術を身につければ、生き抜いていけるかもしれない。そんな話を聞きました。
おもしろいなあと思いました。これからの時代、どうなっていくのでしょう。人と同じ事をしていては、生き抜いていけない時代になってきたのかもしれません。
昔は勉強をして高学歴を身につければ心配ない。大企業に勤めれば、一生安泰。そんな時代でした。
しかし、時代は変わりました。今は高学歴であっても安心できません。大企業であってもつぶれる時代です。
さらに、10年後、あるいは20年後、時代は変わっていくでしょう。そんな変わっていく時代に、どう合わせ、生き抜いていったらいいのでしょうか。
息子の時代は大変です。
人と同じようなことをしていては、いけない時代になってきたのかもしれません。多様性の時代。個性を生かす時代。
自分が「これだ!!」と思うものを深く深く磨き上げ、自分しかできないようなものを身に着けていくことが大切になっていくような気がします。その過程の中で、やがて壁がやってきます。より良くなろうと悩みます。その壁を乗り越える中で、考え、工夫する力が身につきます。
目の前の子どもたちには、好きなことを夢中になってやれるような体験を積ませてあげられたらなあと思っています。
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