うれしい書初めの会でした [その他]
今日は、三学期始業式。そして書初めの会がありました。
新年初日の書初めの会は、本当にいいものです。どの教室も、シーンとした静寂に包まれ、書写に集中していました。
午後は、3,4年生の書写の審査をしました。学年が上がるごとに、上手になっていきました。
見ただけで、練習した字かどうかがわかりました。
そして、もう一つわかったことがあります。それは、習字を習っている子かどうかです。「この子は習字を習っているでしょ?」って担任の先生に聞くと、「そうです」って答えが返ってくるのです。筆さばきからなんとなくわかりました。
中学年の審査もおわり、5,6年生の書写を見て回りました。
さらに上手になっていました。更に、ここでも習字を習っているかどうかが、より顕著にわかるようになりました。
中には、う~~んとうなるようなすばらしい字もありました。大人でもかけないだろうなあと思う立派な作品がいくつもありました。その中には、合唱団の子たちの作品もあります。その子たちは、合唱団と同時に、何年も習字を習っています。両立は大変だったでしょう。努力家たちです。そんな子達の作品に、しばらく見とれてしまいました。
そして思いました。習字と合唱は、よく似ているなあって。
それは、どちらも技術と練習量と模倣がものをいうというんだろうなあってことです。たしかに才能もあるでしょう。しかしある技術を教えてもらい、よきお手本を目にし、耳にし、模倣し、長年の積み重ねがあれば、信じられないような力がつくというところです。年数を経るごとに習っている子と習っていない子の差が歴然とわかるようになります。
合唱団の6年生の習字の作品を見ながら、そんなことを思いました。
彼女たち、歌声もすばらしくなりました。うれしい書初めの会でした。
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