授業デビュー [授業]
今日は赴任先の学校で授業デビューしました。
なんと6年生、全クラスの授業です。
始まるまでは、本当にドキドキ気分でした。まるで新採にもどったようでした。
だって、どんな反応を見せるかわかりません。それもしょっぱなから6年生です。
僕は自分の授業の原点に戻ることにしました。
僕の原点はこれです。
楽しもう どんどんほめる テンポ良く 感謝
さて、6年生がやってきました。だいたい授業の内容は考えてあったのですが、雰囲気をみて、構成を変えていこうと考えていました。
最初のあいさつ。思った以上に、大きな声であいさつしてくれました。
はじめは「拍手で何秒?」というゲームからスタートしました。
これは一人ずつ順番に拍手をして、クラス全員で何秒かかるか、という単純なゲームです。
テンションをあげなくても、手拍子だけでできますので、導入にぴったりです。
また、音を聞く練習にもなります。
更に回数を重ねるごとに、秒数が短くなるのもいいのです。
けっこう和みました。
次に6年生の音楽について話し合わせました。
最終ゴールは卒業式の歌です。
6年生のおわりにはどんな歌声になりたいか
四人で話し合い、代表者に発表してもらいました。
それをまとめ、写真をとりました。
これはあるクラスのものです。
よし、わかりました。では、このような歌声を目指して一年間、みんなでがんばりましょう。
そうやって、テンポとスピードを意識していよいよ本格的な授業の開始です。以下のようなことをやりました。
・起立・・・起立の合図で、全員同時にサッと立つ!!
・ハイ・・・みぞおちに手を当て、動くかどうか確認。とにかく出す!!
赤白対抗・・・騒音計で、何デシベルかを発表!!これが盛り上がる。
そして、お話したのがこれです。
●大切にしたいこと
・まず声を出すこと。
・多少音が外れてもいい。自分を出して声を出すこと
・それを指差して笑う、ダメ
・思いっきり歌える音楽の授業にしよう。
そしていよいよ歌のコーナーです。
6年生と言えば、これ、
つばさをください
「まずは、所見で歌ってもらいます!!」と宣言。
僕の場合の所見とは、一回聞いて、すぐに歌ってもらうということを意味します。
範唱CDで曲をきいてもらいました。
その後、「少しでもいいから声に出せるといいよ。」と言って、一題目だけ歌ってもらいました。
小さな声ですが、みんな声を出しています。
歌い終わってから、聞きました。
少しでも声が出せた人?
全員の手があがりました。
えらい!!そうやって、少しでも声をだすことが大事なんだよ。
その後、今度は、僕のまねっこをして歌ってもらいました。
一小節ごとに僕が歌い、それをまねして歌ってもらうのです。
音読で言うと、オウム読みみたいな感じ。
子どもたち、どんどん声が出てきます。そして、どんどん上手になっていきました。
更に山場の部分で声を飛ばす練習です。高い音の部分がいいです。
合唱の発声をそこで教えます。
子どもたちの声がどんどん響くようになります。
僕の場合は、光る球がありますので、音楽室を真っ暗にして、歌わせます。
響くと光ります。
どんどん盛り上がってきました。
教室半分に分け、挑戦させました。
すると更に響く響く。
そうやってなんだか盛りあがってしまいました。
本当に楽しかったです。
うれしかったのが、みんな一生懸命声をだしてくれたこと。
そのことをほめ、ありがとうと言いました。
学校を代わり、初めての授業。三クラスとも、本当に楽しかったです。みんな声を出してくれました。そのことがうれしかったです。
これからどんな風に歌声が変わっていくでしょうか。
本当に楽しみです。
初めまして。ブログを楽しみに、また参考にさせて頂いています。
ひかる玉は、市販のされていますか?
6年生がなかなか声が出ないため、ひかる玉が効果があるのではないかと思い連絡いたしました。
楽しく活動していきたいと試行錯誤しております。
宜しくお願いします。
by かずみん (2019-05-10 18:34)
かずみんさん、ありがとうございます。
ひかる玉ですが、
amazonでプラズマボール or サンダーボールで検索して見てください。たくさん出てきますよ。6年生はむずかしいですが、健闘をお祈りしています。
by ムッシュ (2019-05-15 20:36)
お返事ありがとうございます!
返信が遅くなり、申し訳ありません。
日々、試行錯誤ではありますがムッシュさんの
ブログを読ませて頂きながら、参考にさせてもらったり学ばせていただいています。
ひかる玉、早速購入しました!
授業でも使用していきたいと思います。ありがとうございました。
by かずみん (2019-05-31 19:30)