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ブラスのとっかかりが見えました [幸せに生きる]

  ブラスの顧問を任命され、日々いろんな本を読んでいます。未知の分野で大変ですが、とっかかりが見えました。
 それは、合唱も管楽器も呼吸法はよく似ていること。

 そして、ブラスの練習に、歌を取り入れているところがたくさんあることです。

すぐできる! 吹奏楽のための指導がわかる本

すぐできる! 吹奏楽のための指導がわかる本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2014/12/18
  • メディア: 単行本

 この本の中の埼玉県立伊那学園総合高等学校吹奏楽部もその一つです。この学校は、宇畑知樹先生のもと、2014年秋の時点で全日本吹奏楽コンクール16回出場(金賞12回受賞)をはじめとして、輝かしい成績を残しています。

 こんな部分があります。

 声を出すときの身体の使い方は、楽器を演奏するときの身体の状態に応用できます。声は楽器と違い、運指などにとらわれることなく、誰でも簡単に音をだせます。そこで基本的な音程感覚や響きを体感できるよう、発声練習を行うのです。

 また、楽譜の読み方、付点音符の吹き方、シンコペーションのリズムなど、基礎的な音楽知識も発声練習で身につけます。

 このような指導なら、僕にでもできそうです。
そんな伊那学園総合高等学校吹奏楽部の歌声がこれです。

 また、関西の強豪。大阪桐蔭高等学校吹奏楽部も、歌の練習を積極的に取り入れている学校です。

大阪桐蔭高等学校吹奏楽部「強さの秘密」

ブログ記事より
1年目にして関西吹奏楽コンクールに金賞獲得。
翌年には、全日本吹奏楽コンクールに関西代表として初出場銀賞
その後、3年連続で全国大会金賞という活躍ぶり。
その育成力の鍵は、「歌」にある。
 梅田先生は、歌う吹奏楽を実践しており、その名の通り合奏練習では、生徒も先生も熱唱しながら指導をする。

 吹奏楽に歌を取り入れる方法は、むしろ一般的だが、この学校ほど歌をメインとして取り入れる学校は少ない。
 音楽の根底に常に歌があるのだ。
 地味ではあるが、効果的な練習法なのだ。
 サウンドが、あの人数でも非常にまろやかで、そして出るところはスカーンとシャープに出てきている。そのコントラストは非常に素晴らしい。明らかに豊かなサウンドがバンドの実力を押し上げている。歌う練習方法が非常に大きな影響を与えているのだ。

その学校の演奏がこれです。

大阪桐蔭高校 吹奏楽部 「ライオンキング名曲集」【歌と演奏】

その他にも、大阪府淀川工科高等学校吹奏楽部なども歌を取り入れています。

ある音楽の先生と話をしていると、こんな言葉が出ました。

歌は楽器内蔵型の管楽器ですよ。

たしかに合唱は、声帯の振動を増幅し、体全体を楽器のようにして響かせます。
管楽器は、唇の振動を、楽器全体に増幅して響かせる。上手な人になると、体全体も振動しているといいます。

とっかかりが見えました。
僕でしかできないこと。それは、合唱とブラスをリンクすること。歌えるブラスにすること。
歌練習を取り入れていきます。


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