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石川県合唱コンクールに行って来ました [合唱]

  今日は、合唱連盟主催の石川県合唱コンクールに行って来ました。
 これは、Nコンと並んで二大コンクールと呼ばれる全日本合唱コンクールの県大会になります。

 全日本合唱コンクールは、全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催し、毎年開催されます。Nコンとの区別から、一般的に「朝コン」または「連盟」等と呼ばれているそうです。
  中学校部門・高等学校部門・大学ユース合唱の部・室内合唱の部・同声合唱の部・混声合唱の部などがありました。

 このコンクールのことは知っていました。中学校以上は、Nコンがだめでも、すぐあとにこの大会があり、うらやましく思っていました。

 会場は、Nコンと同じ会場。クレインでした。

IMG_1943.jpg

 行った目的は次の二つです。
 生の演奏を聴きたかったこと。
 審査のつもりで聴いて、耳を鍛えること。

 そして、実際、本当に勉強になりました。

 中学・高校の合唱曲ですから、聴いたことのないものばかりでしたが、ハーモニーのおかしいところや、音程のおかしいところが何となくわかりました。
 特にアルトが下がり気味だったり、ソプラノが上がりきっていない所が、なんとなくわかるのです。そんな自分がうれしかったです。審査員は、そういうところをチェックしているのでしょうね。

 指揮も、後ろから見て、自然な指揮とそうでない指揮があることに気づきました。自分自身、指揮練習、がんばろうと思いました。

 中学校部門は、小学生に比べると、段違いに見事な発声でした。しかし、うまいなあと思う演奏でも、ところどころハーモニーが不安定な部分があったり、言葉がはっきりしない演奏があり、もったいないなあと思いました。

 高等学校部門、一番手は、同じ市の小松市立高等学校でした。
 高校になると、更に声の厚みが違いました。
 この高校には、うちの合唱団のOBが入っています。アルトの方で、一生懸命歌っていました。見ていてうれしかったです。

 声の厚みは違いますが、やはり団体によっては、歌全体がフラット気味だったり、ハーモニーが甘いかな?と思うところがありました。すると、そこから審査員の目線になってしまいます。姿勢を見たりすると、きちんとしてない人がいたりします。

 いろんな団体を聴いて、やはり基本は大切だなあと思いました。特に音程や響きのある声です。あやしいところがあると、審査員の目線に変身してしまいます。
 しかし、これらが、しっかりしていると歌の世界に自然と入っていきます。

 そして次は言葉が気になりました。どれも初めて聴く曲です。音楽の中では言葉が流れていってしまいます。ハーモニーは見事なんだけど、注意深く聴かないと言葉がわからない演奏がありました。しかし、自然と言葉が入ってくる演奏もありました。
 言葉がはっきりわかると、より深く音楽の世界に入っていけました。
 
 辰巳丘高校の演奏は、歌の世界に入って聴きいりました。声の明るさと同時に、歌から訴えるものを感じました。

 そして二水高校の演奏は、総勢55名の混声合唱。見事でした。第一声を聴いた瞬間から、その迫力に驚きました。男子が19名もいます。ものすごい迫力なのです。まるでオーケストラのようでした。
 知らない間に、僕は音楽の世界の中にいました。なんだか身体が熱くなり涙が出ました。すごい演奏でした。

 本当に行って良かったです。勉強になることがたくさんありました。

まとめると、次のようになります。

やはり声が大切だと思いました。
(それは、音程や明るさ・響きなどが含まれます。)
その上で、言葉
最後には、感じるものを表現できるかどうか。
それは歌い手と指揮者で作り出すものかもしれません。

東海北陸ブロックでは、それが要求されると思います。
まずは声。そして、言葉。最後には、思い。

あともう一つ、大きければいいというものではなく、バランスのよい響きが大切だということもホールで聞いて感じたことです。

 いろいろと書きましたが、今日の演奏は、どれも見事でした。たくさんの学びがありました。
 みなさん、おつかれさまでした。そして本当にありがとうございました。

IMG_1946.jpg


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