Nコン、合同参加にした理由 [合唱]
Nコン、合同参加にした理由
わが県でのNコン合同参加は、ぼくたちの学校が初めてらしいです。
NHKさんから、なぜ合同参加にしたんですか?と聞かれました。
また、合同参加を実現させようと動く中でも、さまざまな人から、なぜ、合同参加なのですか?と聞かれました。そこで改めてその理由を書いてみます。
前任校の子どもたちの願い
僕は前任校で、前校長先生とともに合唱団を設立しました。7年間の歴史を積み重ねました。その7年間には、書ききれないほどたくさんのドラマがありました。そして7年目にして初の金賞になりました。
その後、異動になりました。
合唱団を引き受けてくれる先生はいませんでした。
その気がないのに、無理やり引き受けてもらうようなことは、したくありませんでした。
しかし合唱の大好きな子どもたちが残りました。
子どもたちは、今年もNコンに出たい!と強く願いました。
まずはその子どもたちの願いをかなえてあげたいという思いが僕を動かしました。
新任校で合唱を広めたい
もう一つ、赴任先の学校で、合唱を広めたいという思いがありました。
合唱は、すばらしいです。
それは音楽を通して、子どもたちが成長していくからです。
聞いてくれる人たちに喜びやしあわせが広がっていくからです。
そんなすばらしきものを新天地で広げていきたい。
それが、第二の理由です。
合唱の流れをつくりたい
最後に、両校の合同参加を通して、この市に大きな合唱の流れをつくりたいという思いもありました。
残念ながら、わが市は、合唱が盛んではありません。児童音楽会に合唱で参加する学校は、少ないです。市内の中学校にも合唱部はありません。
そんな中、大規模校である2校の子どもたちの交流を通して、この地域に合唱の流れができればいいなと思いました。
それが、最後の理由です。
合唱には力がある
ぼくは、合唱によって、命を救われました。
また、合唱によって、成長していくたくさんの子どもたちを見てきました。
合唱を聞いて、笑顔になったり、感動して涙する人たちを見てきました。
合唱には力があると思います。
その合唱の普及に、これからも貢献していきたいと思っています。
そしてそれが、子どもたちの幸せや世の中への貢献へとつながっているように思っているのです。
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