本当の力 [合唱]
今日からうちの学校は、ウォームアップ週間と称し、学校が始まりました。
1、2限のみ授業を行い、その名のとおり、2学期に向けてウォームアップをするのです。
実質、学校が始まりました。
今日は、2限終了後、12時までブラスの練習。そして1時からは合唱練習がありました。超ハードです。
しかし、今日は僕が会議のため、前校長先生に二時間ほど練習を見ていただきました。
課題山積です。
まず三部の所がまだ決まらないこと。
音程が違うところ多数。そんなところをなおしていただきました。
練習の様子は、録音してありました。今聞き終えたところです。
三部のつくり方など本当に勉強になりました。そして的確な指導をしていただきました。本当に感謝です。
しかし、気になることがありました。
その場ではなおるのですが、時間がたってやると元に戻っているのです。
ひびきのある声も、意識すればできるのですが、意識しないとできない。
前校長先生も熱血の人です。熱血指導で子どもたちはできるようになるのですが、熱血がないと、できない。
その後、僕の指導です。1時間ちょっとしかないので、どんどん指導していきました。
テンポを意識し、密度の濃い練習。そして僕も熱血ですので、練習を重ねていくうちに声は出ます。
でも、熱血がないとできない。
これでは、本当の力とは言えません。
教師の熱血指導で、子どもたちの気分が盛り上がり、その場でできたとしても、本番では、通用しません。
気分に左右されることなく、息の流れたひびきのある声を出すのが当たり前になるまで力をつけていく必要を感じました。
やはり練習量です。
後半は、体育館で練習しました。
最初は暑いとだるそうでしたが、練習を進めていくうちに、その暑さが当たり前のようになりました。
暑さになれた人?と聞くと、たくさんの子の手が上がりました。
小さくすずしい恵まれた環境で練習するよりも、あえて逆境で練習する方が、声も心も、本当の力がつくのかもしれない・・・と、今日は思いました。
今日はお城にサラ~っと色をつけました。基本は声です。
練習を繰り返すように、これから色を繰り返し塗り重ね、本当の力あふれる城にしていきます。
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