三方よし [合唱]
今、合唱団の新しい展開を考えています。
キーワードは、三方よし
これは、近江商人の「売り手よし 買い手よし 世間よし」の考えです。
お客様に喜んでもらうことはもちろん、社会貢献ができてこそ良い商売であるという考え方です。
近江商人は、他国に赴いて商売を行い、地盤を築いていきました。だからこそ、信頼を得て商売を成功させるためには、私利私欲の為だけでなく、その地域のことを心から想い、地域に貢献することが必要であるという考え方に至ったのでしょう。
合唱団もその精神で僕は運営してきたつもりです。
売り手よし・・・僕自身が楽しい。
買い手よし・・・子どもたちも保護者も楽しい
世間よし・・・・地域の方や世の中にも貢献している
外部となり、運営面でも、新しい展開が求められています。
僕自身も、子どもたちも、保護者にとっても、世の中にとっても、
よかったなあ~
たのしいなあ~
そんな存在になるべく、更に変身して行きます。
いろんな問題がありますが、それを良きへのチャンスと考えていきます。
近江商人の精神は時代を越えて受け継がれており、「三方よし」以外にも「近江商人の商売十訓」というのがあります。これもなかなか深いです。合唱団、商売としてはだめだめですが、でもこの精神を大切にしていきたいと思っています。
もしよければ、お読みください。
近江商人の商売十訓
①商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
②店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
③売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
④資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
⑤無理に売るな、客の好むものも売るな、客の為になるものを売れ
⑥良きものを売るは善なり、良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
⑦紙一枚でも景品はお客を喜ばせる、つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
⑧正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
⑨今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
⑩商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
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