投資家が「お金」よりも大切にしていること [本]
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』を何度も聞いています。
Amazonの評価が良かったことが読もうと思ったきっかけですが、投資以上の中身がありました。
投資は何のためにするのか。
利殖のためではなく、社会のため、人のためにするのだ。
という視点がおもしろいと思いました。
お金はタンスにしまえば、何も役に立たない
しかし、投資にまわし、会社を応援することで、お金が社会にまわり、経済の活性化につながる。だから、投資はするべきであり、未来をよくするための手段の一つである
という主張です。
これは、物も同じです。どんなに便利なものでも使わなければ、役に立たない。ゴミと同じです。いかに使うか。
お金も物も同じです。いかに使うかということが大切です。
更に、使命感で会社を語る部分もおもしろかったです。
目先の利益のためではなく、いかに社会に貢献できるか、幸せを与えることができるか。
そんな使命感をもった会社は、業績も伸びていく。投資し応援していく。
バブル以後、日本経済は停滞しているというが、それは有名企業ばかりで、中小企業で伸びている会社はずいぶんある。それは、必死で生き抜こうと、あらゆる挑戦をし続けているからである。
合唱団の運営にも参考になる話でした。歌を上手くする。賞をとる。という目先の部分だけで語るのではなく、子どもたちや社会、そして未来ににいかに貢献できるか、幸せを与えることができるかという視点で考えていくことが大切です。
さらに、前例で動くのではなく、必死で生き抜こうと、あらゆる挑戦をし続けていきたいと思いました。
・人は誰でも投資家、人生という大切な時間を何に投資するか
時間もお金以上に大切なものです。目先のことだけに自分の時間を使うのではなく、未来の幸せのために、自分自身に投資する。
僕の場合は、音楽を通して、たくさんの人に幸せをプレゼントしていける人になりたい。
だから、良い音楽を常に聞き、指揮練習を一日の時間に組み入れ、いつまでも切れのいい動きができるよう、走る。筋トレをする。そして、自分の視野を広げるため、オーディオブックを聞く。
目先のやることはたくさんあります。だけど、自分の夢のために自分の時間を投資する。
投資の考えが広がりました。
広い視野でものごとを考えること。
使命感。
すると、今、何に投資したら良いかが見えてくるような気がしました。
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