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歌う力を育てる! 歌唱の授業づくりアイデア (丸山久代先生)の本から学んだこと [授業]

 最近、音楽の授業のやり方を勉強しなおそうと思っています。
 僕の授業のやり方が、子どもたちに合わなくなってきているのを感じているからです。そこで、本を読んだり、昔受けた合唱講習会の音声を聞きなおしています。

 今日は、そんな読んだ本の中から、僕が線を引いたところを書き出したいと思っています。

読んだだけでは力になりません。
それを発信すること
そして実行し、検証する。それで初めて力になると思っているからです。

 今日は、大尊敬している丸山久代先生の本の中から僕が線を引いたところを紹介します。


歌う力を育てる! 歌唱の授業づくりアイデア (音楽指導ブック)

歌う力を育てる! 歌唱の授業づくりアイデア (音楽指導ブック)

  • 作者: 丸山 久代
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2017/03/28
  • メディア: 単行本
 子どもたちが心を開き、みんなで歌える環境ができた頃、歌声を少しずつつくっていきましょう。
 まずは歌える環境が大切だと僕も思います。でも、ついつい歌声をつくりたくなってしまいます。歌声をいつ作っていくのか。あせらずに少しずつやっていきたいと思います。
 私は「自然で無理のない、響きのある歌い方」を「自然で無理のない歌声、プラス、子どものもつのびやかな歌声」として考えています。   それは弱々しい声ではないはずです。美しさだけを追求しすぎず、早いうちから剪定してしまうことのない、あくまでも子供のもつエネルギーを大切にした歌声を目指したいと思います。

 これは、肝に銘じておく必要を感じます。美しい声を教えると弱々しくなってしまいます。でも、違うのです。まずどんどん声を出せることが先、出せる環境が先。「子供のもつエネルギーを大切にした歌声」本当にそうありたいです。でもこのへんが難しいところです。

低学年の指導 模唱をたくさん取り入れましょう。つまり模倣の技を磨くこと。交互唱が効果的です。

 今年は2年生の音楽を持っています。みんな意欲はあるのですが、なかなか難しい。交互唱を突破口にしていきます。

中学年では、
すべて指示通りではなく、ベースの部分を指導した上で、自由に工夫でいる部分を残してあげることが大切です。

 これが僕の苦手な部分です。でも子どもたちに自由に工夫できる部分を入れていきます。

 2人組で「リズムを手拍子で」リコーダーで「息の量を工夫してシの音のピッチを合わせる」歌唱もペアや小グループで取り組む

 時間がない中、ついつい全体指導ばかりになっています。二人組グループでの指導を取り入れていきます。

楽曲分析のポイント
①言葉とメロディーのかかわり
②歌とピアノ伴奏のかかわり
③和音や和声、調の変化
④音楽的なエネルギーの移り変わり
⑤テンポや強弱
⑥詩の内容と言葉のニュアンス
⑦音楽がどこに向かって進んでいるのか、音楽の到達点

曲を分析するとき、大切なことばかりです。
教科書教材をここまで分析していません。
一つでも多くこの視点で見ていきたいです。

初任のとき、先輩が「若いだけで子どもはついてくる。今はいい。でも若くなくなったとき、力がついていないと誰もついてこないぞ!」と言ってくれました。今、その意味がよくわかります。

これは、本当に良くわかります。
力がついていないと子どもたちはついてきません。
だから、勉強です。

時代が変化し、子どもたちも変わってきました。
しかし旧態依然とした指導ではいけないのです。
目の前の子どもたちにあった授業。それを作っていくことでまた、成長していけるものだと思っています。

 他にもなるほど~~と思ったところは山ほどありました。しかし今の僕の心にひっかかったところだけを書き出してみました。

 丸山先生は、僕のあこがれの人です。合唱を始めた当初、いろんな講習会の追っかけをしていました。そこからたくさんのことを学びました。
 一番の学びは、常に工夫し努力している先生の姿勢です。

 あんなすごい先生でも努力してるんだから、僕はもっともっと努力しないといけないと思います。

 必ず変化していきます。

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