おもしろがる能力

『面白き事もなき世を面白く……』高杉晋作

　今日もいろんなことがありました。良いこともあれば悪いこともありました。しかし、どこに注目するか。良いことに注目すれば、生きてることがハッピーになっていきます。

『住みなすものは心なりけり』　野村望東尼
どのような世の中であろうとも、自分の心次第ということになります。
　
『晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ』　吉川英治

　まず現状を受け入れること。その上で、それをチャンスと捕らえ、楽しむ。楽しめないことでもチャンスととらえる。
　斉藤一人さんは、何が起きても「ツイテる」って言葉を発することで、自分を上機嫌にし、チャンスへと転化しています。そしてそのことでツキを呼び込んでいます。
　物事は表裏一体。考え方を変えれば、ピンチもチャンスと捉えられるのです。

『おもしろがる実力があれば、世界中どこでもおもしろい。実力がない人は、変わったものでないとよく見えないんです』　西江雅之

　人間の本能として、ただボ～ットしていると、物事をマイナスに捉える傾向があるそうです。しかし、意識を持ってみれば、おもしろいことが山ほどころがっています。目の前に起きたピンチも、人生のドラマをおもしろくするストーリーの一つだと捉えると、これほどおもしろいことはありません。そんな気持ちの持ち方のことを「おもしろがる実力」というのでしょう。

『生きていることは素晴らしい。この世界は面白いことでいっぱいだ』　グラハム・ベル

　おもしろがる能力・楽しむ能力が向上すれば、この世は天国です。そしてそんな能力が高まっていくことが、人としての成長を意味するのかもしれません。