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屋外での合唱コンサート [合唱]

 今日は、地域の町の文化祭でコンサートをしました。

  屋外です。なんといくつもの屋台の並ぶ中、トラックに荷台で歌う。更に、ヒップホップダンスの大きな音量の音楽がずっと続いた後に行うという条件のコンサートでした。前のダンス、伸びに伸び、予定より15分遅れのスタートになりました。

 しかし、子供達、がんばりました。すごく成長を感じました。
 まず待っている間、誰も文句を言わず、静かに待っています。更に、ダンスのアンコールの時、裏で「アンコール」って手拍子をしている子が何人もいます。

 また、6年生がよく動いてくれました。下の学年をうまく並べていました。最後には、お土産の焼きそばと焼き鳥を上手に分けてくれました。みんなの靴もきれいに整頓されています。細かい部分ですが、そんな部分を通して、みんなの成長をすごく感じました。

 歌の方は、このような条件で、大きく響かせることはできませんでした。荷台の上で段差なしのぎゅうぎゅう並びでは、しょうがないでしょう。しかし、子供達は精一杯やったと思います。
 
 さて、いろんな合唱団の歌声を聞く機会がありますが、合唱って、屋外には向いてないのかもしれません。なぜなら、合唱って、微妙な声の大小や子音・母音の発音など、精密な表現力が要求されます。例えるなら美しい工芸品のようなものだと思います。そんな微妙な表現が、屋外では、伝わりにくいと感じたからです。
 地声で元気よく歌うのならどれだけでも音量を出せますが、音量第一ではないと最近思うようになりました。しかし、山場の高音では、声がとんでいたと僕には感じられました。

 合唱の世界、奥が深いです。

 今日もたくさんの保護者のみなさんが来られていました。遅くまでお待ち頂き、心から感謝です。
 校長先生は、体調不良で、午後別のコンサートがあるのにもかかわらず、ピアニストとして来てくださいました。これにも、心から感謝です。

 青空の下のコンサート。地域のスタッフのみなさんにも、たくさんの御世話をしていただきました。感謝します。ありがとうございました。


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