「気ままに仮説実験」というブログ [仮説]
僕が教師になっての第一のお師匠さんであり、古くから仮説実験授業をやっている「アキラ」さんのブログができました。まだできたてのほやほやです。
僕は教師になって2年目から「アキラ」さん主催のサークルに通いました。そして、仮説実験授業やキミ子方式をはじめ、たくさんの楽しい授業を知りました。
サークルでは、楽しい話題を提供してくれます。そして授業を初め、生き方、考え方など、僕は大きな影響を受けました。
今、僕は「楽しいことが一番大切」っていう原点に戻りつつあります。それは、「アキラ」さんから受けた影響でもあります。
これから日々の日常をアキラさん流の仮説実験の視点でつづられていくでしょう。楽しみです。
リンクをはりましたので、ご覧になってみませんか。
ちなみに下の絵は、僕が約10年前に描いた「アキラ」さんの似顔絵です。今はもっと味のあるいい顔になっています。
楽しかった子供達にお任せのお楽しみ会 [学級]
今日は、お楽しみ会をしました。
一学期にはしませんでした。あまり意味のないことだと思っていたのです。
今学期は、前々から子供達がやりたい・・・と言っていたことと、隣のクラスがやるっていうことを聞き、することにしました。
ただし、以下のような条件をつけました。
・目的は、みんなが仲良くなるため
・2時間だけ
・教室でできること
・内容は、みんなにお任せ(先生は見てるだけ)
一時間だけ学活の時間をあげました。すると次のような案が出ました。
・ばくだんゲーム
・イスとりゲーム
・たから探し
・マジック
・クイズ
子供達、休み時間に集まり、計画を立てていたようです。
今日、そのお楽しみ会が実行にうつされました。
約束どおり、僕はただ見ていただけ。しかし、これがなかなかおもしろいのでした。
子供達の進行。けっこう上手にやっています。
普段と違った子供達の姿が見られました。
みんなけっこう静かに聞いています。
そして、意外と盛り上がりました。
特にマジックが爆笑の連続でした。我がクラスに役者が何人もいることを発見しました。
子供達の毎日の感想でも、「お楽しみ会が楽しかったです。」ってほとんどの子が書いていました。
今までは、僕が中心になってゲームをしたり、お料理を作ったりするようなお楽しみ会をやっていました。しかし、今回のように、完全に子供達に任せてみるってのもおもしろいものだと思いました。期待してなかっただけに、予想以上のおもしろさでした。
それは、子供達がみんな僕との約束(目的は、みんなが仲良くなるため)を守ろうと意識したからでしょう。
また、自分達で計画し実行するうれしさもあったのでしょう。
本当にみんないい子です。だからこそ、楽しくできたんだと思います。
子供達の育ちが見えたうれしい一日でした。
PS.今日お楽しみ会があるって言うんで、あるお母さんが、人数分の手作りパンを差し入れてくれました。一つ一つラッピングまでしてあります。(写真撮っておけばよかったなあ)こんなこと、初めて!!子供達大喜びでした。本当に幸せです。
初めの一歩。されど、偉大な一歩 [名言]
●人間は「やる気になってからやる」よりも、やっているうちに「やる気が出てくる」生き物なのです。これは大脳生理学でも研究された人間の本質を突いている部分です。
つまり「初めの一歩」を踏み出してしまえば、後は脳がその選択の後押しをしてくれる、というわけなのです。清水克衛/書店「読書のすすめ」店長
学期末、私たち教師は、師走という言葉が示すように超多忙な日々が続きます。
多数のマル付け
成績一覧表
通知表(ハンコ押し・所見・総合の記録等)
学年便り
出席簿
学習指導計画の締め
冬季休業中の計画表
その他諸々の書類多数。
正直、あまりやりたいものではありません。しかし、そんな時は、この名言を信じて、その一歩を踏み出してみましょう。
やりだしてみると、意外と短い時間で終わってしまうものです。
それは、過去の経験から言える事です。
でも、わかっていても、初めの一歩が難しいんですよね。
初めの一歩。されど、偉大な一歩です!
同業者の皆さん、後もう少しです。お互い、初めの一歩で乗り切っていきましょうね。
今日は自分に言い聞かせているメッセージでもあります。
●必ずできると信じる心、絶対にやりとげるという強い意志、それがなければそもそも戦いの場に立つことは許されないと私は考えている。【宇津木妙子/元女子ソフトボール日本代表監督】
宇津木妙子サンノヨウニ・・・ワタシハナリタイ。(ムッシュミヤザワ)
4年生が歌う、ゲゲゲの女房の主題歌「ありがとう」 [合唱]
僕は合唱団の顧問ですが、4年生の担任でもあります。
4年生の教室でも、毎朝歌を歌っています。最近歌っているのは「ありがとう」。ゲゲゲの女房の主題歌です。なんと三部合唱の曲。
合唱団ほど上手く歌えないけど、教室でも、なんとか三部合唱ができるようになりました。
子供達、それがうれしいみたいです。
低音は地声がとっても目立ちますが、クラスでの合唱では、みんなが気持ちよく楽しく歌えることを目指していますので、あんまり厳しいことはいいません。
子供達、結構喜んで歌っています。
最近は、毎朝「レコーディングだよ」って言って、歌声を録音し、給食の時間などに聞いています。
今日はそのレコーディングの歌声をアップします。途中でチャイムがなったり、音が外れたりとまだまだですが、今の状態の歌声です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
それにしても、低い音って、本当に難しいですね。もっと上手くなったら、またアップしますね。
この歌、大好きです。そして、この歌でスタートする毎朝、楽しいです。
韓国の合唱団との交流その2 [合唱]
韓国との合唱団との交流その2
学校探検の後、子供の合唱団同士で、お互いの発声練習を見合うことになりました。
僕たちは、いつも通りの朝練の様子を見てもらいました。
多分、他の合唱団が見ると、かなり変わった練習法だと思います。
まずは楽しくスタートし、次に一人一人の声量アップのトレーニング。ハイテクマシーンを使った方法です。この方法で、声量はかなりアップしました。詳しいことはヒ・ミ・ツ。
韓国の合唱団の発声指導を見せてもらいました。すると、とても本格的なものでした。
まず、後ろで手を組み、姿勢をきちんとする。まるでバレリーナのような美しい姿勢です。
次に、息を大きく吸い、スーーーーと長く息を出すトレーニング。
前に淀工グリークラブの高嶋昌二先生の指導法を紹介しましたが、それとよく似ていました。
発声すると、その声量の大きさにびっくりしました。みんなお腹から、大きく遠くへ飛ばす声ができています。ただ頭声ではありませんでした。
いくつかの発声指導を見せていただいたのですが、そのおもしろいことおもしろいこと。見ていると心の底からワクワクしてきます。本当に「僕は合唱がすきなんだな~」と心底感じながら見ていました。子供達は一生懸命メモしています。
その後、講堂へ移動し、うちの学校、韓国の子供達の合唱団、そして大人の合唱団の順に合唱を披露しました。
僕たちは、今まで歌いこんだ「わたしが呼吸するとき」を歌いました。
「平和を願った曲です。」という曲の紹介があると、大きな拍手が生まれました。
きれいな頭声の声が響きます。歌い終わった後、再び大きな拍手が生まれました。気持ちいい。
韓国の子供達は「Wonderful Korea」という曲。ワールドカップの応援に用いられた「ワールドカップ手拍子」とアリランという民謡を融合させた力みなぎる美しい合唱曲です。子供達のふりつけがまたいい。最後バチっときまって、拍手喝采でした。
そして、大人の合唱団は「ひきがえる」という曲。韓国固有の童謡をメドレーに編曲した曲だそうです。大人の魅力いっぱいの迫力ある合唱でした。
あっという間にお別れの時間になりました。最後にみんなで記念写真をとりました。
韓国の人たちと日本人の私たちが一つの写真に納まっています。うれしい写真です。
その後、子供達を半分に分け、働いてもらいました。
一方の子供達は、音楽室を元通りにし、昼食会場にする作業。
もう一方の子供達は、講堂のイスを撤収する作業。
子供達、どんどん動いてくれました。本当にいい子達だなあ。
そして韓国の方々が昼食をとる中、子供達を解散させました。よく働いてくれた子供達に感謝しながら、さようならをしました。
すると、昼食をとる韓国の方々を見ていたお母さん方が突然こんなことを言うのです。
「韓国の方々がいなくなった後の片付けに来ましょうか。」
僕たちでやろうかと思っていたのですが、突然の申し出に、うれしくって涙が出そうになりました。
子供達を家に送り、急いで昼食の準備をされたお母さん方、また学校に来てくださいました。そして、どんどん片付けの作業をして下さり、昼食場所はあっという間にきれいになりました。
この日は、僕にとって、夢のような楽しい一日でした。
韓国の方々に喜んでもらえた一日。
子供達のすてきさをたくさん見れた一日。
そしてお母さん方の応援に熱くなった一日。
ただただ感謝の言葉しか出てきません。
歌って本当にすばらしい。心と心が通じ合います。そしてそこから生まれたすばらしい体験。本当に楽しくってすばらしい体験ができたと思います。 心のそこからありがとうと言いたいです。
合唱に出会えて、本当にしあわせです。
PS.その夜のコンサートも、本当にすばらしいものでした。
たまたま韓国側の広報カメラマンの方と隣り合わせになった僕。名刺交換をしました。片言の英語で会話をしたのですが、子供達の踊りがすばらしいわけがわかりました。
ダンス専門のコーチがいるそうなのです。
かわいい振り付けに魅了されました。