良い所、すてきな所を見ているほうが幸せ [幸せに生きる]
今日は6限目、図書室が利用できる時間です。しかし、図書の先生がいませんでした。
子供達、本を借りることができません。というのは、昨年から、図書の貸し出しが、バーコードでピッピッと操作することになったからです。これがまた難しい。
僕が急遽、その操作をしました。しかし、まったくわけがわかりません。
「え~~い、クソ、どうなっとるんだこれは!!」
地獄言葉がどんどん口から飛び出してきます。(もともとこういう人間。僕の本性の部分が出てくるんです。)
すると、図書室で調べ学習をしている3人の6年生が来て、こう言います。
「先生、やろうか?」
「うん、頼むわ。」
前期に図書委員をしていた子どもたちです。
そして、ピッピッと操作をします。
この子達、かつて3年生の時に僕が受け持っていた子どもたち。
今では、すっかりお姉さんになって、4年生相手にテキパキと涼しげに操作をしています。
「すっごいな~」と感激。
どちらが年上かわかりません。
見ているうちに操作もわかり、交代しました。
「ありがとうね。」
僕がそういうと、何事もなかったように席に戻っていきました。
なんだか、さりげない出来事だったけど、とても感動しました。
さりげなく、すすすっとあんなことのできる子供達、成長したなあ。うれしいなあ。それに比べ地獄言葉連発の自分を恥じました。
でも斉藤一人さんいわく
「そんな自分を許してやんな。」
そうです。人間だもの。(相田みつをみたい)
斉藤一人さんを知ってから、なんだか軽く生きられるような気がします。明るく生きられ、素敵さがよく目にはいるようになりました。今日の出来事も、心を打ちます。
やっぱり人の良い所、すてきな所を見ているほうが幸せです。
『人の長所を用いれば、世に捨てるべき人物無く、人の短所を責め、完備を求めれば、天下に用いるべき人物はなくなるのである』 本多静六
『われまさに人の長所を視るべし、人の短所を視るなかれ。
短所を視ればわれ彼に勝つ、われにおいて益なし。
長所を見れば彼われに勝つ、われにおいて益あり』 佐藤一斎
『他人の短所を見れば憂うつになり、他人の長所を見れば人生が明るくなる』 デール・カーネギー
『他の人の長所だけを見るのが私の信条である。私は自分に欠点があることをよく知っているから、他の人の欠点をあげつらわないように心がけている』 ガンジー
相手の長所に目を向けられるようになることは、自身の成長につながり、自分の幸せにもつながるような気がします。そのために「ありがとう」「すてきだなあ」の天国言葉です。