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卒業式の歌 [行事への取り組み]

 コメントや訪問でいつもお世話になっているいっぱい道草さんから、こんなメールが来ました。

「合唱に熱心なムッシュさんなら、いろいろな曲をご存じと思います。卒業式に歌う曲で、いい曲があったら教えてください。」

 実は僕、卒業式の歌ってあまり知りません。知っているものは、有名なものばかりです。なにせ、もともと専門外でしたから。

 その中でも、特にお勧めのものを書いてみようと思います。

候補1「旅立ちの日に」
CD「ビリーブ 歌いつがれる卒業式のうた 新しい卒業式のうた」版がお勧め

 とても有名な曲です。三部合唱ですが、比較的取り組みやすい曲だと思います。ただ、最後の山場でいかに気持ちを込めて盛り上げていくか、そこがポイントだと思います。盛り上がると、大きな感動が生まれる曲です。

候補2「ビリーブ」
CD「ビリーブ 歌いつがれる卒業式のうた 新しい卒業式のうた」版がお勧め

 これは、2年前のNHK全国学校音楽コンクールで自由曲として歌いました。歌詞がとてもいいです。曲と曲の合間に手をつないで歌いました。大好きな曲です。ただこれも最後三部でおわります。ここで苦労しました。

 その当時の歌声「ビリーブ」が聞けます。

候補3「ありがとう・さようなら」
CD「ビリーブ 歌いつがれる卒業式のうた 新しい卒業式のうた」版がお勧め

 これも三部合唱です。3クラスの4年生で歌いました。とてもきれいな編曲です。思い出すと涙が出そうになります。「ありがとう・さようなら・ともだち」「教室」「先生」「みんなみんな」・・・と続きます。感謝と別れの気持ちが歌詞に入っていて、好きです。

候補4「最後のチャイム」
 

 いっぱい道草さんが候補として選んでいる曲です。僕もこの曲、大好きです。いつか取り組みたいと思っている曲です。
 曲の中に、本当にチャイムのメロディが入っていて、心に残ります。この曲、超お勧めだと思います。

 ということで、いっぱい道草さんの質問をブログにてお答えしました。皆さんにも参考になればうれしいです。
 また、こんな曲もありますよ、って書き込んでくださるとうれしいです。

PS.下のCDは卒業式に関するいい歌がた~くさん入っていますよ。お勧めです。


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不幸はナイフのようなものだ・・・深い名言 [名言]

「不幸はナイフのようなものだ。ナイフの刃をつかむと手を切るが、とってをつかめば役に立つ」メルヴィル(アメリカの小説家)

 この名言、僕の心に深く響きました。

 いろんな事が起こります。不幸と思えるようなことも、突然起こります。今回の僕の叔父の死の知らせが、いい例です。

 突然の電話。遠方へ出かけ、葬儀からお骨収めまで一人でやらなくてはいけなくなりました。
 でも僕は、今回、たくさんのことを学びました。

・人の情の厚さ
・亡くなった父の偉大さと母の愛情
・真摯に生きる人々の存在
・死の意味について深く考えたこと
・人間の素晴らしさ

 まだまだ数え切れないことを体験し、感じました。この体験は、お金では買うことのできないことです。

 不幸の「ナイフの刃」の方をつかんでいたとしたらどうでしょう。決して、このような学びはなかったでしょう。あとには、疲労感と不平感しか残らなかったような気がします。

 一つのできごとも受け止め方次第。ナイフの「刃」か「とって」。どちらをつかむか。それは自分自身です。自分自身の選択で決まるということを体感しました。
 深い名言です。


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九州って、あったかい!(味・観光編) [幸せに生きる]

 九州で滞在中、心を温かくするものがたくさんありました。

 まず乗った鉄道が特急「かもめ」。とてもかっこいい電車でした。列車に書かれた「宮崎へ行こう」という宣伝。ここで、「宮崎、がんばってる」って熱いインパクトがありました。東国原知事の立てた作戦でしょうか。僕の心には、熱くヒットしました。

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 僕の叔父の団地は、吉野ヶ里遺跡のほんのそばでした。走って約15分ぐらいの距離のところです。昼食兼休養をかねて見学に行きました。
 邪馬台国、九州説がありますが、吉野ヶ里遺跡を実際に見て、こここそ、邪馬台国ではないかと、熱いロマンを感じました。約30分ぐらいのかけるような見学でしたが、古代ロマンに心弾みました。いくつか撮った写真をアップします。

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 役場の方が子供の頃は、そこらじゅうに銅鏡が落ちていて、それで遊んでいた記憶がある、とおっしゃっていました。
 
 そこで、食べたのが、これ。古代赤米雑炊膳(880円也)、吉野ヶ里歴史公園のレストランで食べたものです。 寒い日でしたが、体と心を暖めてくれました。これは冬限定物らしいです。お勧めです。

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 現地で泊まったのが、吉野ヶ里温泉。大きな温泉施設とホテルが併設されています。ホテルは4500円とまたお安い値段でした。吉野ヶ里遺跡を見に来るなら、泊まりはここがお勧めです。(泊まりの人はお風呂に無料で入れます。)

吉野ヶ里温泉ホテル

吉野ヶ里温泉ホテル

  • 場所: 佐賀県三養基郡上峰町坊所1523-1
  • 特色: 魅力的な自然と歴史。安らぎと、ときめきが交差する。


 ここでも温泉が冷えた体を温めてくれました。温泉には食堂もあり、そこで食べたのが、鍋焼きうどんと豆腐。これもおいしかったなあ。


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  帰りは、博多駅の博多めん街道という所で、ラーメンを食べました。学生時代、九州の友人から、「うまかっちゃん」というインスタントラーメンをもらい、博多のラーメンっておいしいなあというイメージがありました。いつかは本場の博多ラーメンを食べてみたいという思いがありました。(あ~、この包装、なつかしいなあ)


 博多めん街道は、博多駅で時間がないけどうまいラーメンを食べたい人にお勧めの場所だそうです。一番人が多く入っていた「一幸舎」という所のラーメンを食べました。(下のようなラーメンでした)


 とんこつ味でした。あ~~、地域によって味はこんなにも違うんだと思いながら食べました。同じラーメンですが、方言と同じように、それぞれ地域によって独自のものに発展していったんでしょうね。

 初めて噂の替え玉なるものに挑戦しました(150円)。ちょっとボリュームがありすぎでしたが、ここでも体と心があったかくなりました。

 帰り、博多名物、辛子明太子を買って帰りました。売店のおばちゃん、みんな明るく元気で、思わずいくつも買って帰りそうになりました。今晩の夕食はこれです。

 九州は、いろんな所で心と体を暖かくしてくれました。良い所でした。ファンになりました。


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九州は温かかったです。心から感謝します。 [幸せに生きる]

 今、福岡空港でこれを打っています。ようやくここまで来ました。
昨日から、長い長い道のりでした。

  九州はやはり温かいです。そして人の心も温かかったです。
昨日から今日まで、何人の方に御世話になったことでしょう。
役場の方々、葬儀社の方、団地の管理人さん、行政書士の方、そしてお寺のお坊さん、いろんな方々が、仕事以上の善意で接してくださいました。
 本当に叔父は温かい人たちに囲まれて生きてきたんだなあと思います。
特に、役場のYさんには、仕事では片付けられないほどの善意で接してくださいました。

 土日、お休みだというのに、送り迎えから、書類の作成、部屋の掃除、車の廃車まで心配してくださいました。10年以上も経ち廃車手数料がかかるような車だというのに、「自分の家で引き取りましょうか?」とまで言ってくださいました。涙が出そうになりました。人口一万人という小さな町の役場の方です。町で出会ういろんな方を知っておられました。控えめな方でした。でも、すごい方だなあと思いました。

 役場の職員という仕事。いろんな取り組み方があるでしょう。でもYさんのように真摯に取り組まれる方。かっこいいと思いました。
 そして日本って、福祉に厚い国だなあとつくづく思いました。この役場の方々が特別な方々だったのでしょうか。事務的でなく、ここまで面倒見てくださるなんて、感激しました。思いやる心を感じました。

 管理人の方も親身になって心配してくださいました。団地の町内会長のような役割の方です。成り手がなく、10数年もやられているとおっしゃっていました。
 昨日から今日と、無名ながら真摯に生きておられる方と何人もお目にかかりました。目立つこともなく、それでいて真摯に生きる人たち。
 叔父の死を通して、人間の素晴らしさを教えてくれました。
 九州の皆さん、心の底から感謝です。ありがとうございました。

 本来は一週間でやるべきことを二日でやりました。それは、九州の方々のたくさんのご厚意のおかげです。まだまだたくさんのことが残っています。
 これからも九州の方々のお力をお借りすることになるでしょう。本当に何と言ったらいいでしょう。いくら感謝しても足りないくらいです。

 父も亡くなり、母も亡くなり、そして今回叔父の死。身近な死を通して、たくさんのことを考えました。
 
 僕も、真摯に生きていきたいと、心から感じました。


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佐賀県にて [幸せに生きる]

 今日は、佐賀県に来ています。突然の叔父が亡くなったという連絡。ずっと音信不通でした。団地での一人暮らしでした。その叔父の最期を見送る為にやってきました。

 吉野ヶ里に住んでいました。

 正直、今日ほど人の温かみを感じた日はありませんでした。駅に着くと役場の人が出迎えに来てくださっていました。
 何人もの役場の方たちが、叔父のために動いていてくださっていました。団地の管理人さんも、たくさんの御世話をしてくださいました。遠方から来た僕のことを温かく迎えてくださり、同時にとても心配してくださいました。その心に、涙が出そうでした。あ~、佐賀県の人って、温かいなあと想いました。

 遺品整理の時です。僕の亡くなった父から叔父への手紙を発見しました。その手紙には、「僕の母が入院し、亡くなったこと」が書かれていました。何枚もの母の写真が同封されていました。父の優しい手紙と母の写真を見て、涙が出てきました。やがて、嗚咽がとまらなくなってしまいました。父は何かと手紙を送っていたようです。父の偉大さを感じました。

 そして、僕の母からの手紙も発見しました。母が生きている頃、叔父にあてて送った手紙です。そこには、僕が結婚したことをうれしそうに伝える母の躍るような文字がありました。僕の結婚式の写真も同封されていました。それを見て、また涙が奥底からあふれ、嗚咽がとまらなくなりました。

 亡くなった父と母の手紙をみつけたこと。そして叔父の死。
 この体験は、きっと何かを僕に教えているんでしょう。その意味がわかる日がきっとやってくるでしょう。

 今日は、人の温もりと人の死ということを肌で感じました。人はいつかは必ず死にます。どんな風に生きていったらいいか、改めて考えていきたいと想っています。
 明日も滞在し、遺品整理です。 
 今日はたくさんの人たちに感謝です。
 佐賀県にて


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