SSブログ

先生 可能性のない人なんていない [感動映像]

  前に一度紹介しましたが、「先生 可能性のない人なんていない」の動画をみつけましたので、アップします。いい映像です。特に、同業者の皆さん、ご覧頂くと新学期に向けていいと思います。

 これと関連して、僕にも似たような体験があったので、ちょっと書いてみたいと思います。

 2年生の低学年を担任していたときのことです。いたずらがたえない男の子がいました。毎日のように人に乱暴したり、すり傷をおわせたり、女の子を泣かせたり、と、問題の絶えない子でした。

 しかし、ある時、その子が一人の女の子に優しくしている場面を見ました。
「あっ、この子にはこんな優しいところがあるんだ」
びっくりしました。

  そして、決めました。「実はこの子は、とっても優しい子なんだ」って思うことにしよう。

  実際、そういう目で見ると、次々と優しい場面が見えてくるようになりました。
 別の子に、順番をゆずっている場面を見ました。
 落ちている鉛筆をひろってあげている場面を見ました。
 泣いている子をなぐさめている場面を見ました。

 僕の接し方が自然と変わりました。

 すると、その子は、だんだんと問題を起こさなくなったのです。
 僕の見方ひとつで、その子が変わりました。
 その子には貴重な体験をさせてもらいました。

 教師の見方次第で、子供はかわるってことを教えてもらいました。

 いや、その子自身は変わってなかったのかもしれません。

 人の中には、善と悪の部分があり、場面場面に応じて、そのどちらかが顔を出しているんだと思うのです。そして、どちらもがその人自身なのです。
 ただ、こちらの見方や接し方、あるいはその時の境遇によって、善と悪、どちらかの顔をだしているんだと・・・そんなことを思いました。
 だって、自分自身にも、善の部分と悪の部分ってありますもの。それが人間です。

  教師の見方ってとっても大切です。
 なかなかうまくいきませんが、根っ子に愛情を持って、接していきたいです。

  前置きが長くなりました。とってもいい映像です。


nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。