能力なんか関係ない。やるか、やらないか。それだけ。 [名言]
能力なんか関係ない。やるか、やらないか。それだけ。辻口博啓(パティシエ)
辻口博啓さんというと、石川県が生んだ世界的なパティシエです。辻口さんの活躍でパティシエという言葉も広まったように思います。そんな辻口さんの言葉だから、勇気付けられます。
合唱団、かなりレベルが上がってきました。好きで始めた合唱団ですが、子供達の伸びに追いつけないこともあります。難しい曲を歌えるようになってきました。そこまできた子供達をいかに伸ばしていくかというところに来ています。
「自分自身の能力が限界なのかな?」と思うこともあります。
しかし、辻口さんの言葉はものすごく勇気をくれます。
初心に戻って、また勉強しています。一流の合唱団の歌声を何度も何度も聞いています。
毎日楽譜とにらめっこしています。毎日指導する部分を細かく分けています。
すると、ここでは、何を言おうかということが見えてきます。
やれば、僕でも指導のポイントが見えてきます。
そして、実践。
結果がわかります。
いい日もあります。はずれの日もあります。授業と同じです。
一番のメリットは、校長先生がそばにいるということです。
指導が良いか悪いか、校長先生を見ていれば、だいたいわかります。
困ったときには出てきてくださいます。
考えると、最高に勉強できる場所に、僕はいます。
そこで、やるかやらないか。それだけ。
僕より、はるかに音楽的センスや素養のある人もいるでしょう。
でもやるか、やらないか。それだけの違い。
常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションである。アインシュタイン(物理学者)
自分には無理。自分にはできない。それって偏見なのかもしれません。
今だに♯や♭がたくさんつくと、わけのわからない僕です。そんな僕が、合唱の大家である校長先生の前で指導しています。常識外のことかもしれません。
懐の大きい校長先生の前だからやれることだと思います。本当に感謝です。
与えられた環境の中で、やるか、やらないか。それだけ。なんですね。