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佐賀県にて [幸せに生きる]

 今日は、佐賀県に来ています。突然の叔父が亡くなったという連絡。ずっと音信不通でした。団地での一人暮らしでした。その叔父の最期を見送る為にやってきました。

 吉野ヶ里に住んでいました。

 正直、今日ほど人の温かみを感じた日はありませんでした。駅に着くと役場の人が出迎えに来てくださっていました。
 何人もの役場の方たちが、叔父のために動いていてくださっていました。団地の管理人さんも、たくさんの御世話をしてくださいました。遠方から来た僕のことを温かく迎えてくださり、同時にとても心配してくださいました。その心に、涙が出そうでした。あ~、佐賀県の人って、温かいなあと想いました。

 遺品整理の時です。僕の亡くなった父から叔父への手紙を発見しました。その手紙には、「僕の母が入院し、亡くなったこと」が書かれていました。何枚もの母の写真が同封されていました。父の優しい手紙と母の写真を見て、涙が出てきました。やがて、嗚咽がとまらなくなってしまいました。父は何かと手紙を送っていたようです。父の偉大さを感じました。

 そして、僕の母からの手紙も発見しました。母が生きている頃、叔父にあてて送った手紙です。そこには、僕が結婚したことをうれしそうに伝える母の躍るような文字がありました。僕の結婚式の写真も同封されていました。それを見て、また涙が奥底からあふれ、嗚咽がとまらなくなりました。

 亡くなった父と母の手紙をみつけたこと。そして叔父の死。
 この体験は、きっと何かを僕に教えているんでしょう。その意味がわかる日がきっとやってくるでしょう。

 今日は、人の温もりと人の死ということを肌で感じました。人はいつかは必ず死にます。どんな風に生きていったらいいか、改めて考えていきたいと想っています。
 明日も滞在し、遺品整理です。 
 今日はたくさんの人たちに感謝です。
 佐賀県にて


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