疑心暗鬼を生ず [名言]
疑心暗鬼を生ず ことわざ
「疑心が起ると、ありもしない恐ろしい鬼の形が見えるように、何でもないことまで疑わしく恐ろしく感じる」(広辞苑)
こういう状態になることって、ありませんか。例えば、「あの子に嫌われてるんじゃないか」と思うと、その子の一つ一つの行動がすべて、そう見えてしまうようなこと。また、何気ない行動をも疑って見てしまうようなこと。
「あるある!」って、自分の心の声が聞こえてきます。
しかし、それは、自分で選んでいるんですね。疑心が起きることによって、そう感じるよう、自分の心が選んでいるのです。
やがて、ありもしなかった鬼が本当に鬼と化してしまうようことがあります。
『あなたの信じる人は、あなたが信じる通りの人になる。あなたの疑う人は、あなたが疑う通りの人になる』中谷彰宏
これは、真実だと思います。自分自身の体験からも言えることです。「あの子は、とんでもない子だ」って思っていると、とんでもない子になってしまったことが、何度もあるからです。あるいは、クラスがうまく行かなかったときも、こういう思いでいっぱいになっていました。
では、気づいたとき、どうしたらいいのでしょう・・・?
とにかく信じることだと思います。丸い月が三日月に見えるときがあるように、今はたまたまそういう風に見えているんだって。
人は誰でも、「良くなりたい」って思っています。それが本能として備わっているものだと思います。
でも、どうしてもダメな場合もあります。そんな時はどうしたらいいでしょう。
しばらくそこを見ないというのも一つの選択肢だと思います。
近づきすぎるから見えるものってあります。あの美しい富士山も近くで見るとゴミだらけ。でも、すこし距離や時間を置いてから眺めることで、その良さを信じる心で眺めることが出来る場合があります。また、がんばっている子や楽しいことを見つめ、自分の気分を楽しくしている方が、ずっといいです。
『こちらが信用することによって、信用される人間が生まれる』 本田宗一郎
相手を信じる力。それは自分の人間力を試されるときです。
でも、逆に言うと、人間力を高めていくチャンスでもあります。
疑心を取り払い、それぞれの良さが見える自分でありたいです。
ポイントは「感謝」の気持ちだと今は思っています。
今日は自分に言い聞かせるような内容となってしまいました。でも、同じような思いの人のお役に立てばと思い、アップしました。
人生は一度っきり。感謝の気持ちで、お互いの良さを認め合い、幸せに生きていきましょう。
二分の一成人式。保護者の感想 [行事への取り組み]
旅行へ行く楽しみは3つあります。
まず計画するときの楽しみ
行って観光地を見たり感じたりする楽しみ
そして、行った後、その時を思い出す楽しみ。
行事も同じです。二分の一成人式が終わり、今はその時を思い出す楽しみを味わっています。それに大きな役割をなしているのが、現在貸し出しているDVD。
DVDを家族全員で見て、みなさん、楽しんでいるようです。
その感想が続々と寄せられています。
今日は、その感想の中からいくつかを紹介します。
二分の一成人式の感想
夢に向かって翔けるように
本当にすばらしい会でした。ビデオを見て、また涙が出ました。いつの間にか10年も経ち、あらためて私は子供に何をしてあげることができたんだろうと考えました。よ~く考えると、子供からもらったものの方が多いのでは・・・
照れながら「ありがとう」と渡してくれた感謝状でしたが、本当は私の方から「ありがとう」と渡さなければいけなかったのかな?
夢に向かって翔けるように、これからも応援してあげようと思いました。
今日から私も初心に戻って、一日一日を大切にし、感謝の心を忘れることなく子供達と楽しく過ごしていこうと思いました。本当にこのような会を開いてくださり、ありがとうございました。
今の純粋な気持ちを見守っていきたいと思います
素敵なDVD、ありがとうございました。行けなかった家族も観る事が出来て良かったです。私が小学生だった頃よりも真剣に夢を考えていて、すごいなあって思いました。今の純粋な気持ちを見守っていきたいと思います。先生には感謝しています。こんなDVDを作ってくれたり、いつも楽しく学校に行っているようで、この一年間は心に残る一年になると思います。あと少しですが、またよろしくお願いいたします。
これから希望ある人生が価値あるものでありますように
DVD見返してみても、こみあげるものがありました。あらためて10年の月日がたったんだなあ~と10年間を振り返ってみました。
あんな小さかった子が自分の意思を、思いをしっかり伝えられるようになり、よくぞここまでしっかり育ってくれたなあ~と感謝しました。
親への感謝状渡しの時、気まずいように「はい」とあっさりと渡されましたが、その表情の照れくさそうな顔からは、言葉以上のあたたかいものを感じさせてもらいました。実際20歳にになったら・・・と今から想像しちゃいました。
夢を持つ、感謝の気持ちを持つことは、とてもすてきな事です。これから希望ある人生が価値あるものでありますように、親としてあたたかく見守っていきたいです。 最後に先生作DVD、すばらしかったです。ありがとうございました。
常に「感謝」の心と「目標」を持つということは・・・
ビデオを拝見させていただきました。キーワードで言えば、「感謝」と「目標」でなかったかと思います。「感謝」するということは、謙虚さを養うと共に、人や物事をいろんな角度から見るという大切な事だと思います。
「目標」を持つということは、自らの進むべき方向を決めるということです。目標を決めることによって、今現在の自分の立ち位置がわかり、常に自分を見失わないための大切な事です。
今の子供達が大人になる頃を考えると、日本全体の活力の低下など、ますます難しい社会になっていくだろうと想像します。もちろん嬉しい事や楽しいこともたくさんあるでしょうが、つらいことはそれ以上にあるかもしれません。
常に「感謝」の心と「目標」を持つということは、そんな厳しい社会を一人一人が生き抜き、幸せになるために「明日への活力」につながる大切な事だと思います。今後の家庭での教育としてはもちろん、現在大人である私自身もあらためて実践していきたいと思いました。
先生をはじめとして、今回二分の一成人式に携わってくださった先生方、本当にご苦労様でした。「感謝」します。(父)
心の中に「感謝」の二文字
二分の一成人式のDVDの貸し出し、ありがとうございました。この日のために、子供達や先生方は熱心に指導されて練習をしてきたのだっろうなあ~と感じました。この「二分の一成人式」を通して、娘もいろんな事を考え、長い人生のたった10年ですが、振り返って様々な事を感じ取っているので、良い機会を与えていただきました。
どんな勉強よりもまず生まれてきたこと、成長できたこと、何よりも人は一人では生きられないこと、自分を支えてくれる人がいること・・・を学べたと思います。 普段はいえない事でも当たり前と思うのではなく、心の中に「感謝」の二文字を持っていれば、私はそれだけで良いと思います。そして本当の成人式を迎えたときに、コノ二分の一成人式の姿を振り返ってくれたら、最高ですね。
たくさんのこころ温まるお便りを一枚一枚パソコンにうっているうちに、思わず胸が熱くなりました。それは、お便りの言葉から、保護者のみなさんの気持ちを感じたからです。
言葉は言霊(ことだま)とも言います。僕が熱くなったのは、子どもたちに対する愛情、優しさ、夢、希望、喜び。まるでお日様の陽ざしのような暖かい気持ちを、ひしひしと感じたからです。
DVDを貸し出すことで、このような思い出す楽しみを味わっています。
保護者の中には、DVDをコピーして、本当の成人式に見せたいという方もおいでになります。
行事のあとのDVD貸し出し。あとあとまで楽しめていいものですよ。
体も脳みそも、刺激を受けた一日でした [幸せに生きる]
今日は、天気も良く、久々にロードレーサーに乗りました。約40kmの自転車旅行。
自転車はやはりいいです。飛ぶように景色が後ろ流れていきます。特にロードレーサーは独特のスピード感があります。風は冷たいもののお日様が明るく照っていて、気持ちの良い時間を過ごしました。
昼食はラーメン。スープが寒い体を温めてくれます。涙がでそうになるほど、おいしい。自転車の乗ると、何でもおいしく感じられます。
その後、ジムで約1時間、ウエイトトレーニングで体を鍛え、温泉に入りました。本当に天国です。
こういう時にいいのは、オーディオブックです。体を鍛えながら、脳みそにも刺激を与えることができます。「夜寝る前に読書」と思っているのですが、最近は2,3ページで眠くなってしまいます。そんな僕にとって、オーディオブックは、最高です。走っている時間や自転車の時間を学びの時間にしてくれるからです。
今日聞いたのは、これ。史上最高のセミナー
これは、世界を代表する超一流の成功者たちに成功の秘訣をインタビューするアメリカのラジオ番組を元に作られた本です。
本書に登場する人物のセミナーを受講するには、たとえ一人だけでもかなり高価な受講料を負担しなくてはなりません。
それを、この本1冊で一挙に9人も受けることができるのです。
ジム・ローン、ロバート・アレン、マーク・ビクター・ハンセン、ジャック・キャンフィールドら、アメリカを代表する有名な成功者9人の考えを聞くことができます。
倍速版でも、4時間37分という長時間ですが、次々といろんな人の考えや思考法を聞くことができるので、長さも気にはなりませんでした。
世界的にも活躍している人たちの考えを知ることは、とても刺激になりました。僕もがんばろうって気にさせてくれます。
この本の内容をどう受け取るかという点が大切だと思いました。僕自身、この本に出てくるような億万長者でないし、それを望んでもいません。しかし、合唱指導とか教師業、あるいは生き方の上で生かせそうなところがたくさんありました。
いろんな方々のすばらしい情報が満載だからこそ、その中の何を選び、自分の中に取り入れていくか、という点が大切だと思いました。
僕自身、今心に残っているのは、「まず与えることが大切だ」という点です。そのことが、幸せを生むってこと。
あと、「人生の目的は何か?」ということを考えることが大切だって事。
体も脳みそも、刺激を受けた一日。良い充電となりました。
六年生を送る会の映像とナレーション [行事への取り組み]
今日は六年生を送る会がありました。
わが4年生は、二つの歌を発表しました。
一曲目は「すてきな友達」
今の6年生が3年生の時、Nコンで歌った曲です。
もう一曲は「ありがとう」
今回は、子供のピアノ伴奏で歌ってみました。また、最後には振りをつけました。
子供達、一生懸命大きな口をあけて歌いました。
地声が目立ちますが、みんな真剣でした。いい歌だったと思います。
いい高学年になれると思います。いい子達ばかりです。
今日は、その発表の様子をアップします。
上手く表示されてないようなので、リンク先は下です。
http://www.youtube.com/watch?v=gwKCUkdRWII
今日の発表のナレーションもアップします。
1.今から4年生の発表を始めます。礼
2.六年生のみなさん
3.ご卒業
全:おめでとうございます。
4.今までいろいろな御世話をしてくださって
全:ありがとうございました。
5.委員会での活動
6.クラブ活動の御世話
7.トイレをきれいに掃除してもらったこと
8.帰り道、荷物がいっぱいだったとき
9.ランドセル持ってあげるか。と声をかけてもらったこと
10.僕たちは、感謝の気持ちでいっぱいです。
11.中学校でも、夢に向かって
全:がんばってください。
12.友達を大切に思う気持ちと
13.感謝の気持ちを
14.二つの歌で
全:表現します。
すてきな友達
ありがとう
15.友情
16.感謝
17.この二つの気持ちを大切にし、
18.僕たち
19.私たちは
20.このすばらし○○小学校を引き継ぎ
21.さらにすばらしい○○小学校を築いていける
22.立派な高学年になれるよう
全:がんばります。
23.これで4年生の発表を終わります。礼
不器用バンザイ! [幸せに生きる]
僕は不器用でしたから、練習に練習を重ねて覚えるしかなかったんですよね。
逆に不器用だったから、とことんまで練習をやれてよかった。【王貞治】
僕は子供の頃から不器用でした。
「ランドセルの片づけが一番最後で、みんなを待たせているのを見て、ヒヤヒヤした。」
これは、授業参観後の母の言葉です。
何をするのも、遅かったなあ・・・
一つのことができるようになるまでは、とことん練習が必要でした。例えば、そろばん。なかなか受かりませんでした。字も汚かったなあ。筆圧が弱く、よれよれの字を書いていました。本当に不器用だったのです。
しかし、一度できるようになると、うれしくて、とことんやりました。
例えば、ノック。なかなか当たらなかったけど、当たり出すと、日の暮れるまで一人でバットにボールを当てていました。
漫画もそうでした。とことんやりました。まんが仲間の中では一番下手だったけど、一番長く続けたのは僕。最後には、出版社まで原稿を持って行くほどになりました。
今は合唱指導。パッと指導できないから、とことん曲を聴く必要があります。すべてのパートが歌えるようになるまで、たくさんの練習が必要です。体で覚えてからでないと指導ができないのです。
だからこそ、いい部分もあります。
だって、できない子の気持ちがわかるし、できるようになるコツを発見するチャンスもあるからです。
不器用だからこそ、今の僕があります。今は不器用でよかったと心から思います。
不器用なことは、教師である自分の武器ともなっています。不器用だからこそ、「継続で子供達を伸ばす」という指導を身につけることができましたから。
不器用だと悩んでいる方、心配要りませんよ。不器用バンザイ!です。