動作化で表現読みに!音読っておもしろい。 [授業]
今、国語の時間は「ごんぎつね」をやっています。
音読を中心に進めています。
本格的な文学教材だけあって、音読もおもしろいです。音読の工夫が出来る部分が各所にあってやりがいがあります。
今日は、月夜のいい晩に兵十と加助のあとをつけるごんの場面を音読しました。そこにこんな文があります。
「ごんはびくっとして、小さくなって立ち止まりました。」
動作をさせました、みんなごんに変身。それぞれがごんになりきって「びくっと」します。
すると、おもしろいように音読が変わりました。
本当に「びくっと」した読みに変わります。
ところどころ、動作化させながら音読させています。すると読みがずいぶん変わります。音読っておもしろい。
これは合唱指導から学んだことです。
合唱では歌詞をイメージするために、時々動作化させます。たとえば「大空」という歌詞だったら、大空を両手で作りながら歌います。すると、声に広がりが出ます。
イメージができることで、声が変わるのです。
音読も同じです。
合唱指導と音読はリンクしています。動作化により、イメージができ、表現読みとなる。
音読、おもしろくってしょうがありません。