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気分転換におすすめ!ソアーベ体操 [合唱]

 2年生の音楽を週に2時間持つことになりました。(ヤッター)交流の授業で僕がやることになったのです。うれしいなあ。
 授業することが大好きな僕にとっては、と~~ってもうれしいことです。

 さて、音楽の授業でもうたってばっかりでは、飽きてしまいます。授業にはメリハリが大切です。動があれば静も必要!

 実は2年生の子供達をあっという間に静かに集中させ、気分転換させる方法があります。今日も飽きてきたなあっと思った頃にやってみたら、気分新たに歌うことができました。
 合唱団の練習でもよ~くやっています。先生の方をしっかりと見る力がつきます。集中力がつきます。その方法とは・・・・

 ソアーベ体操です。

 福井ソアーベ児童合唱団に見学に行ったとき、坪口先生が、まずはじめにやっていた体操です。

 具体的にいうと、まねっこ遊びです。先生のやることを子供達はだまってマネをする。ただそれだけです。それだけなんですが、とっても子供達が喜ぶんです。

 例えば、右手をサッとあげる。子供達も真似してあげる。
 左手をサッとあげる。子供達もあげる。
 首を回すと、子供達も首を回す。
 シーーンと口を閉じた状態で行われます。
 先生は笑顔です。
 拍手をします。
 パンパンパンパンパン
 時々わざと外します。
 子供達笑顔になります。
 だんだん動きは激しくなっていきます。
 右手、左手次々と上げたり下げたり
 ラジオ体操のようなことをやったり、
 シェーの格好をしたり
 子供達の中から笑いが起きます。

 最後は気をつけでおわります。

 たったこれだけのことですが、子供達、身体を動かすことで気分転換し、次の活動にサッと移れます。
 いつもすごい集中力だと感心します。

 ソアーベ体操。低学年から、5年生ぐらいまでやれるかな。
 お勉強の気分転換にもいいと思います。超おすすめです。


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いろんな楽しみが・・・交流授業 [幸せに生きる]

 特学には、交流授業というものがあります。うちのクラスの女の子2人も、それぞれ2年生と5年生のクラスに所属しています。そのクラスを親学級と言います。その親学級に授業を受けにいくことがあるのです。それを交流授業と言います。二人とも車椅子の子なので、僕がおんぶにだっこで連れて行き、付き添う形になります。

  うちの子どもたちは図工・体育・音楽など技能教科を中心に交流しています。といっても何もできないので、その時の子供達の雰囲気を感じ取るだけなんですが。
 それでも音楽や体育の時間は子供達の雰囲気を感じ取り、うちの子もニコニコします。

 この交流授業が、僕にとっても楽しみなんです。
 それは、いろんな先生の授業を見ることができるということ。かしこまった研究授業でなく、素のままの先生の授業を見るのは、大変おもしろいのです。やはりその先生の人柄がクラスに出ます。あ~、いろんなやり方があるんだなあって思います。自分の持っていた授業感がどんどん広がっていきます。固定観念がくずされていきます。

 また、もう一つの楽しみ。それは親学級の子供達と知り合いになれるっていうこと。僕は担任ではないので、子供達も気安く接してきます。それがまたおもしろい。特に2年生の子供達はおもしろくってしょうがありません。
 担任と違って大きな責任感はないので、気軽に接することができます。いろんなことを言ってきます。素の姿を見せてくれます。そのやりとりがおもしろい!

 担任だと、なんだかんだと責任感があり、小さいことでも、目くじらをたててしまうのですが、特学の先生の立場っておもしろい。笑顔で楽しくいられます。

 世界が広がり、角がとれてま~るくなれそうです。今日も大笑いの一日でした。


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お日様ぽかぽか、笑顔の一日 [幸せに生きる]

 うちの教室は校舎一階のお日様の良くあたる場所にあります。窓からは子供達の遊んでいる様子が良く見えます。一輪車で遊んでいる子。竹馬で遊んでいる子。おにごっこをしている子。目の前の子供達は笑顔でいっぱいです。

 今日はお日様も出ていてぽかぽか暖かい日でした。いつもよりたくさんの子供達が目の前で遊んでいます。中には目が合い手を振ってくれる子もいます。ぼくも笑顔で振り返します。
 かわいいわがクラスの二人の女の子相手に、教室から出るわけにはいきません。女の子たちを見守り、時々外をみると手を振ってくれる子供達。特学の先生って、特別な立場みたい。保健の先生や図書の先生みたいに見えるのかな。

 お日様の良く当たる部屋で、以前よりも笑顔でいる時間の方が多いような気がします。意識して笑顔でいることも多いのですが、イライラする時間は少なく、笑顔の時間が多いです。
 他の先生方の表情は、眉間に皺を寄せた方も多くなってきました。今週は、子供達の地が出てくるとき、疲れがたまってきているのでしょう。気持ちはよくわかります。

 お日様の良く当たる部屋で、ゆったりとした時間の中、子供達を見て笑顔でいる僕。幸せってなんだろう?考えるとこれってすごく幸せなのかもしれません。

 お日様を感じるように、今の幸せを感じ、体全体で味わっていきたいです。


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合唱団の朝練が始まりました [合唱]

 合唱団の朝練が始まりました。

 今、僕が望んでいるのは、「子供達がどんどん自分を出す」ということ。
 美しいハーモニーも大切だけど、やはり自分自身を出して欲しいなあ。すまして歌う姿より、一生懸命歌う姿を見る事の方が僕は好き。
 人それぞれ違います。それぞれの良さを出して欲しい。そんな良さの集合体が歌声になればいいなあと思っています。

 もう一つ大切にしたいことは、楽しみたいってこと。一つの目標目指して、つらさをガマンしてがんばる!!という世界じゃなく、練習自体を楽しいものにしたいと思っています。だってせっかく合唱団ができたんですもん。せっかく生きてるんだもん。楽しみたい!!

 そのためには、ほめること。じっくり子供の歌う様子を見て、良い部分をみつけていく。そしてそれをどんどん広げる指導をしていきたいなあって思っています。

 また、自分を一生懸命出してもいい環境を作ってあげる必要があります。これはぼくの大切な役割です。

 今特学の世界に入り、合唱団の子供達との関りを大切にしたいと思っています。練習に来てくれる子供達を大切にしていきたいです。メリハリがありながらも、叱らない指導。楽しい指導が目標です。
 そう福井ソアーベ児童合唱団のような。

 福井ソアーベ児童合唱団の指導はとても温かい指導です。合唱を大いに楽しみ、人生を楽しむ指導です。

 この指導。学級経営にも通じるものがあるような気がします。

 せっかく出会った子供達と楽しい時をすごしたいと思っています。


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ある事をこちらが気にもとめなければ、それでその事は力を失う [名言]

ある事をこちらが気にもとめなければ、それでその事は力を失う。
ある事に腹をたてるというのは、それが事実だと認めたしるしである。タキトゥス(歴史家)

 特学の世界に入って強く感じることです。今までは気にしていた様々な子供の動きも、この世界に来れば、まったく気にならなくなります。立って歩く。声をあげる。指示を聞かない。こちらが気にもとめなければ、問題が問題でなくなります。
 おもしろいものです。世界が違うと一つの現象を見ても、まったく違った感覚になります。

 これは、日常の人間関係でも言える事かもしれません。。
相手が何を言おうと、考えようと、気にもとめなければ、その事は問題ではなくなります。
腹を立てるというのは、同じ土俵に立つということ。すると、ますます深みにはまっていきます。
 腹を立てずに、そうなんだ・・・とありのままに認めること。
 それですむ問題も多いのかもしれません。

 すると、そのエネルギーをもっと有益なことに使うことができます。

  そのためには、広い心と視点が必要です。
 特学の世界は、僕の心と視野を広くしてくれているのかもしれません。


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