大野名水マラソンに出ました。超楽しかったです。たくさんの皆さんに感謝!! [幸せに生きる]
今日は、久々にマラソン大会に出てきました。
大野名水マラソン。ハーフマラソンです。
ほ~~んとうに久々です。
昨年度のふくらはぎの肉離れで東京マラソン苦渋の断念以来、まる一年は大会に出ていません。
記録を見てみると、2009年11月のいびがわマラソン出場以来です。なんと1年半ぶりの大会復帰。
この大会は2008年5月以来、3年ぶりの出場です。
大きなブランクで出場する僕。下のような二つの目標を持ちました。
まず完走すること。
そしてレースの一瞬一瞬を楽しむこと。
朝6時30に自宅を出て、会場に着いたのが8時20分ごろ。
たくさんの人が歩いています。久しぶりの大会。ワクワクします。
「がんばろう日本」のTシャツとスタートの横断幕が見えます。
会場に着くと、開会式が始まっていました。
今日のゲストランナー、有森裕子さんの姿も見えます。
「今、東北は震災で大変な状況ですが、だからこそ、わたしたちにできることをやりましょう。今日のレースを力いっぱい元気に走ること。できることを精一杯やることが、日本を元気にし、東北の支援につながっていくと信じています。」
そんな有森さんの力強い言葉で、背中がゾクゾクしました。
そう、自粛自粛ではなく、できることを精一杯やること。それが日本を元気にすることにつながるし、東北の支援にもつながると僕も思います。
さあやるぞ!!
会場では、たくさんのボランティアさんが準備していました。こんな人たちのおかげで、この大会は開催され、運営されているのです。本当に感謝です。
選手控室の体育館はたくさんの人でごった返していました。
それもそのはず、外は大雨。テントも大きく揺れています。
スタート間際になっても、大降りの雨、9:10スタートですが、5分前になっても、誰もスタート地点にいません。
しかし、時は待ってくれません。やがてぞろぞろとみんなでスタート地点へ。
写真を撮ろうと思ったのですが、大雨でとれませんでした。
不思議なものです、大勢の人がいると大降りの雨も気になりません。それどころか、なんだか気分が高揚してきました。
緊張感のないままあっという間にスタートの時間。
有森さんが「ヘイヘイヘ~~イ」とエールをあげてくれました。
うれしいなあ。
抜こうが抜かれようが関係ない。一瞬一瞬を楽しんで走りました。
具体的には、いいフォームを意識すること。
背筋を伸ばし、腰から進む意識で。スピードよりも、足の動き、手の動きを意識して。好きな音楽を聞きながら、自分のリズムで。
また、給水所では、必ずコップを受け取り水を飲むようにしました。「ありがとう」って感謝するためです。また、コップを返すときも、「ありがとう」って返すため。
雨の中、一生懸命ボランティアで手伝ってくださっている方々に、応えてあげたい。感謝の気持ちを伝えたい。
これも、大会を楽しむことにつながります。
そうやって走っていると、本当に楽しい。
久々に大会に出られる楽しさもあるけど、一瞬一瞬が楽しくってしょうがありませんでした。
こうやって元気に走れてうれしいなあ。幸せだなあ。
元気に回復してくれたふくらはぎ。そして自分。ありがとう。
大会のみなさん、ありがとう。
まわりで一緒に走ってくれるみんな、ありがとう。
そんな気持ちで走っていると、だんだん気持ちよくなり、8km付近でランニングハイになりました。思わず「気持ちいい~~」って口に出しました。そして走る走る。
折り返し地点を過ぎ、14km付近でだんだんペースが落ちてきました。次々と抜かれていきます。少々しんどくなってきました。スタミナ切れか・・・と思っていたのですが、ここでも自分の走りを意識しました。すると、つらさがだんだんなくなっていきました。
給水地点での、ドリンクとみなさんの応援で元気が出ます。「ありがとう」って感謝の気持ちがわいてきます。
やがて、19km付近を過ぎたあたりから、まただんだん気持ちよくなってきました。そして20km21km付近で、またランニングハイになりました。スピードもどんどん出てきます。「超気持ちイ~~!!」と叫びながら走る走る。
そして、感動のゴール。気分はハイです。
タイムは98分。3年前のタイムが96分ですから、そんなに悪くありません。
むしろブランクのわりにはいい記録なので、うれしかったです。
また、最後まで痛くならずにはしってくれた自分の足と身体に感謝しました。
今回の「レースの一瞬一瞬を楽しみながら走る」という目標は、一つの実験でした。「そんな気持ちで走ったら、どういう結果になるか」という。
結果は、本当に気持ちよく。記録も悪いものではありませんでした。
何よりも、「またすぐにでもレースに出たい!!走りたい」っていう楽しい気分に驚きました。
僕が今、合唱指導で目指しているのも、この方式。
「練習の一瞬一瞬を楽しみながらやる。」
この方式に、自信を持ちました。結果のことは考えず、一瞬一瞬の練習を楽しんでやる。精一杯工夫しながら、感謝の気持ちを持ちながら。その積み重ねが、楽しい結果を生みそうです。
レース後、有森裕子さんのサイン会がありました。東北の義援金寄付という条件付きです。
僕は買ったばかりの赤いTシャツの後ろにこんなサインをしてもらいました。
「すべてを力に」
いい言葉です。
有森さん、マラソンをパワーにしています。使命感を持って生きている感じがします。かっこいいです。
僕も僕の立ち位置で、パワーを作っていきます。それが、自分を周りを、そして日本を元気にしていきます。
たくさんの元気と自信を頂きました。
大野名水マラソン関係者のみなさん、雨の中、沿道で応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。いい大会でした。みなさんのおかげです。心から感謝します。