一人一人を大切にするためにやっていること [合唱]
合唱団の指導。全体指導も大切ですが、一人一人の指導もとても大切です。特に、今年は一人一人を大切にしたいと思っています。
そのために、今年度行っていることについて書いてみます。
毎朝の練習の時、僕が一番先に音楽室に行き、入り口で一人一人と握手しています。これは、福井ソアーベ児童合唱団の坪口純朗先生の真似をしたものです。
中には思春期の入り口に入った女の子もいます。
まずは6年生に、聞いてみました。
「先生は、毎朝練習にやってきてくれる一人一人に感謝している。そんな一人一人と握手して感謝の気持ちを伝えたいと思ってるんだけど、どう思う?」
すると、みんな「いいよ」って言ってくれました。
始めて一ヶ月ぐらい経つのですが、なんだかいい感じです。握手が当たり前って感じになってきました。
握手するとき、かならず
「○○さん、おはよう。」とか
「○○さん、よくがんばってきたね。」とか。
「○○さん、髪型変えたね。」とか
何か一言そえながら、握手するように努めています。
一度にたくさん来たり、言葉がうまく出なかったりなんかして、なかなかうまく行きません。(でも8割ぐらいうまくできればいいかなって思っています。毎日やりますから。)
走って握手しに来る子。
はにかむ子。
笑顔の子。
恥ずかしそうな子など様々です。
でもこれで、毎日かならず一人一人に声をかけることができます。
机を下げたり、ピアノを用意したり、パソコンを用意したりなどの準備は6年生が仕切って、みんなでやってくれます。
練習が始まるときには、それに対する感謝の言葉から始まります。
だって、準備を全部、自分達でやってくれるんですよ。ありがたいです。
今年は家族みたいな合唱団にしたいと思っています。
そのための一つのことについて書いてみました。
(これってクラスでもやれますよ。)