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合唱団の交流 [合唱]

 今日は、他の学校の合唱団と交流しました。
交流していただいた合唱団には、本当に感謝です。

 今回の交流では、僕の発声指導。交流先の合唱団の先生の指導。そしてうちの校長先生の指導。と三部構成でした。
 これが自分でいうのもなんですが、三者三様で、本当におもしろかったです。

 僕の指導は、おまけみたいなものですが、様々な先生方から学んだことのオンパレード。やったのは、次のようなこと。
●たこ焼き体操・顔ジャンケン
●アルプス一万尺での腹筋
●発声法…高嶋昌二先生の指導法の一部
●発声…口指4本開けて、歯4本見せて
●アエイオウ~→チュッパチャプスを口の中に入れて「ぼくらは仲間」の母音唱
●割り箸を加えての早口言葉
 約80人相手の指導。ほ~~んとうにおもしろかったです。喉が痛かったことも忘れ、ノリノリになってしまいました。

 交流先の合唱団の先生のご指導。本当に勉強になりました。
きちんきちんと積み上げているって印象を持ちました。
声量。
笑顔。
息を吸うタイミングなどの指導。
 一つができると、前にできていたことができなくなる。ここを聞き逃さず、教えられたことを同時にやることを要求します。
 子どもたちの歌声を良く聞き、修正していきます。
 
 また、イメージ豊かな指導。
 紙飛行機を飛ばすように声を飛ばして。
 小鳥さんが向こうの木に飛んでいくように歌って。
 50m先に声を飛ばすように歌って。
 手をつないで歌ってなど

 歌詞に応じて、イメージ豊かな言葉かけをして、歌わせます。
 曲の解釈があって、それに応じた歌のイメージがあり、子供にストンと落ちる言葉かけをされています。
 こんな風にきちんきちんと積み上げていけば、子供達が言葉をイメージ豊かに歌う世界が完成されていくだろうなあと思いました。

 休憩後、うちの校長先生の指導です。
校長先生、まったく違った雰囲気の指導でまたおもしろかったです。
音に対するこだわりを感じました。
音程の違いを的確に聞き取り、正しくなるまで修正していきます。

美しい声に対するこだわりを感じました。
きれいな発声をいろんな場面で要求しました。
息の吸い方、発声法。
子音の作り方を理論的に説明し、子供達に要求しています。。

そして、熱いドラマを作ることを意識されていることを感じました。
熱い指揮。どんどん子供たちの声を引き出し、ドラマを作ろうという意志を感じました。
 まさに音楽家の世界です。

  子供達はヘロヘロになっていましたが、僕は見ていて、おもしろかったです。
 指揮のポイントが至る所で見えました。
 こんな風な指導を積み上げていけば、美しい発声・ハーモニーの熱いドラマの世界が完成されていくだろうなあと思いました。

 合唱団の歌声って、指導者によって違います。今日の二人の指導を見ていて、その理由が良くわかりました。

 僕はどんな世界を目指すんだろう。
 僕は子供達が自分自身を出し、子供達が伝わる歌を作りたい。
 聞いている人の目が覚めるような感動的を作りたい!!

 そう、心が震える感動を作りたいのです。
 そんな意味で、今日の交流で二人のご指導を見られたことは、とっても幸せでした。

  何かにこだわることが大切なような気がしています。
 僕自身も子供達もとても勉強になりました。
 交流先の合唱団の皆さん、そして先生、校長先生、本当にありがとうございました。

PS.交流先の保護者の方が、ジュースを差し入れてくださいました。心から感謝します。
更に暑い中、無事子供達を送迎してくださった運転手の方にも感謝しています。
今日は、たくさんの方の温かい善意で実現した交流会でした。


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