「人生がときめく片づけの魔法」で掃除にはまってます [本]
今、掃除にはまっています。ある一冊の本(オーディオブック)がきっかけです。
人生がときめく片づけの魔法
- 近藤麻理恵
- 定価:1470円
ここ数年、掃除にはあまり熱心ではありませんでした。合唱を言い訳に、あまりしていなかったのです。たまに居間や台所を片付けると、奥さんから、「あれ、どこやったの?」って言われます。だんだん掃除がおっくうになってきました。
でも、このオーディオブックを聞いて開眼しました。
まず自分の物を片付けること
著者も家をきれいにしようと、家族のものをどんどん捨てていたそうです。最後には片付け禁止令が出されたほどですので、よっぽどはでにやったのでしょう。でも、自分自身のものをふと見回してみると、無駄なものが多いことに気づきました。そこで、今度は自分の物を片付け始めました。すると、家族もそれに連鎖したように片づけを始めたそうです。
僕も自分の持ち物を見わたしてみました。すると、無駄なものがた~くさんありました。
「手始めに服から始めると良い」とありました。そこで、著者のやり方どおりにやってみました。
ときめきで選ぶ
そのやり方がおもしろいのです。
まず、服を一箇所に集めます。その一つ一つを手に取り「ときめくもの」を残す、というのです。
普通は、いらないものを選んで捨てる、という方法なのですが、これは正反対です。
短所を見るのではなく、長所を見る。
短所をみるのではなく、長所を見るので、選ぶ作業も楽しくなってきます。最終的に、自分がときめくものだけが残るのです。
一つ一つ手に取り、選んでいるうちに、ときめく感覚がなんとなくわかってきました。
服だけで、ゴミ袋で10袋分のゴミが出ました。
残ったのは、お気に入りのものばかり。
それぞれを収納してみると、何がどこにあるのか、全部把握できます。
なんだか清清しい気分。一仕事やった~~っていう爽快感がありました。
今日は、居間の自分のデスク周辺の小物に挑戦しました。
ゴミ袋5袋分ぐらいが出ました。机周りがすっきりとしました。
やっぱり、充実感があります。
著者はこう言います。
まず「捨てるを先に終わらせる」
たしかに捨てるを先にすると、ものがなくなり、スッキリします。
空いたスペースがたくさんでき、収納に悩むことはありません。
『一気に、短期に、完璧に』
これらを少しずつではなく、一気に、短期に、完璧にやってしまおう!っていうのです。
たしかにそうするといい!ってことは、僕の過去の体験からも言えます。
父が亡くなった後の実家の掃除、まさに『一気に、短期に、完璧に』やりました。軽トラにゴミをパンパンに載せ、ゴミ処理場へ何度往復したことでしょう。
でも、それ以来、掃除がとっても簡単なのです。
僕の2階の書斎もそうです。自分の空間が欲しくて、一念発起して『一気に、短期に、完璧に』やりました。すると素晴らしい空間が手に入りました。そしてめったに掃除をしないのですが、きれいなままを維持しています。
著者は「掃除はお祭りのように一気にやってしまうのがコツ」と言います。まさにその通りだと思います。
掃除というと、義務感でしなくちゃいけないこと、というイメージがあります。でも、このオーディオブックを聞くことで、僕には楽しみごとにかわりつつあります。
だって、ときめくものを選んで、あとはキレイな空間が生まれるんですから。
掃除をやることは、何かを変えるきっかけとなるとも言います。
きっと僕は掃除を通して、何かを変えたいと思っているんだと思います。
新しいものを取り入れるためには
まず古いものを捨てなければならない
松井道夫(松井証券社長)
掃除を通して、古いものを捨て去ることで、新しい何かが見えてくるかもしれません。なんだか楽しみです。
今日は、奥さんも台所周りを掃除していました。
明日は、ときめく本を選びます。