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箱根合唱セミナー2011!二日目・指揮法 [合唱]

箱根合唱セミナー2日目・指揮法

 今回のセミナーの中で指揮法は僕にとって大きなめあての一つでした。

今年も塚田真夫先生の指揮法講座を受けました。

 まず、一番の収穫は、欲しかったDVD、「授業に役立つ指揮」(4500円)が手に入ったことです。

DSC_0093.jpg

 このDVDには、「塚田真夫先生が、指揮についてこれだけは知っていてもらいたい、身に付けておいてほしい」という基本的な内容が紹介されています。
 今回の講座で学んだ以下のようなことが映像として入っています。

指揮の振り方の種類(叩き、平均運動)
その他の振り方(しゃくい、先入、はね上げ他)
各拍子の図形
指揮の基本
左手の役割
音楽会でよく見る光景、姿勢

 講座を受けて思ったことは、「指揮の基本を自分の体に染み込ませることがこれからの課題だ」ということです。

 昨年も塚田先生の講座をうけましたが、今回、その基本が身に付いてないということが、よくわかりました。
 肘の使い方。3拍子、4拍子の振り方など、他多数。
 
 たとえば、キーボードを打つとき、「あ」を入力するときは小指で「A」を叩き、「い」は、ここを叩くなんてことは、考えてません。何も考えず、文章を考えることに集中して、キーボードを叩いています。

 指揮も同じだと思います。2拍子はボールが跳ねるように、肘を中心に上下する。手首はぶらぶらしないようにして、指は広げない。体の中心で振る。なーんてことを一々考えながら指揮をしているようでは、音楽どころではありません。パソコンのキーボード入力のように、これらのことが無意識にできるようになるまで体に染み込ませていく必要があると思いました。

 今後、指揮法をランニングのように日常の生活に組み込んでいく必要があります。
 そして、今回手に入れたDVDは、その大きな手助けになるのではないかと期待しています。

 なお、塚田先生が用意された資料の中で、今の僕にとって大切だなと思うことを抜粋します。

・指揮者にとって最初の仕事は、開始音をそろえること。
・指揮は体の中心で振れ。
・体の上下運動(ひざの屈伸運動は控えめに。
・図形は、テンポが遅いときは大きく、速いときは小さく降る。
・指揮は脱力に始まり、脱力に終わる。
・肘を制するものが指揮法を制する。
・予備拍の3要素。1、テンポ 2、強弱 3、表情
・鳥になるな!
・腕のグニャグニャは重い鉛、ホーガンを持ったつもりで。
・長い音はカウントすべし。

我々の仕事半分は、「目」で行っている・・・スピンメータ

 課題は多いです。でも、何をすればいいのかが見えています。大きな収穫です。あとは実践あるのみです。


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