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合唱団活動、後半戦が始まりました! [合唱]

 合唱団の子供達向けに合唱団通信を作りました。今回は、合唱をやろうと思ったきっかけ、そして夢、というように原点にもどり、僕の考えを書いてみました。 

合唱団活動、後半が始まりました!

 運動会も終わり、本格的に合唱団活動の後半戦が始まりました。
合唱団活動、楽しく充実したものにしたいですね。
 そこで、前の土曜練習の時、下の二つのことについてみんなの考えを聞いてみました。
みんなが合唱団に入ろうと思ったきっかけ。
これから合唱団でやってみたいこと。
 今回の合唱団通信は、そのアンケートの結果と、そこから先生が考えたことを書いてみたいと思います。

●合唱団に入ろうと思ったきっかけ
楽しさ系の理由…合計15人
・楽しそうだったから。3人
・今まで楽しかったから。3人
・おもしろそうだったから。2人
・窓から歌声が聞こえて、とても楽しそうに歌っていたから。
・先生が担任だったのと、楽しそうだったから。
・今年で最後の合唱を楽しみたかったから。
・4年生のとき説明会みたいのがあって、行ったらおもしろくて入った。

歌系の理由…合計13人
・歌が好きだから。8人
・歌がうまくなりたかったから。3人
・歌が好きだし、合唱はよくわからなかったけど、興味があったから。
・どんどんまつりのうららの会場で歌を聞いて、歌ってみたかったから。

友達系の理由…合計8人
・友達ができそうだったから。2人
・友達ともっと仲が良くなりたかったから。
・みんなと仲間になりたいから。
・違う学年とも友達になりたいから。
・友達をたくさん作りたかったのと、みんなで合唱してみたかったから。
・友達をもっとふやしたかったから。
・友達にさそわれた。

兄弟姉妹系の理由…合計4人
・おにいちゃんが入ってから、歌が好きになったから。
・お姉ちゃんも入ってたし、楽しそうだったから。
・昨年お兄ちゃんが入っていたから。
・昨年お姉ちゃんが入っていたから。

その他の理由
・もう一回入りたかった。2人
・成長したかった。
・音楽が苦手だから。
・聞いている人に感動を伝えたかったから。

先生の考え
 こうやってまとめてみると、やはり「楽しさ」が一番大切だってことがわかりました。楽しさにはいろんな種類があるでしょうが、最後にはたのしかった!っていえるようにしたいと思いました。また、みんな歌が好きなんですね。好きな歌がもっと好きになるよう、いろんな歌をどんどん歌っていきましょう。
 友達も大きな理由を占めています。これからももっともっとみんなが仲の良い合唱団にしたいと思います。「仲良くできる子」を大切にしていきましょう。
 
 先生自身、なぜこんなに合唱団活動をしたいのか、あらためて考えてみました。
 合唱が好き。みんなの一生懸命歌う姿が好き。お客さんに喜んでもらえるのが好き。いろんな理由が出てくるけど、今回一番の理由がわかりました。
 
 それは、みんなと一緒に感動したいからです。

 みんなと一緒に笑ったり泣いたり。そして自分達だけじゃなく、家族の人や見ている人やたくさんの人たちと心がふるえるような感動をたくさんしたい!!というのが一番の理由だとわかりました。
 たとえば、極端な話、金をとっても、みんなが感動しなかったら…合唱が嫌いになったとしたら…そのあとにはむなしさが残るだけです。
 感動!!の後には、楽しい気持ちが残るだろうし、感動が仲間のきずなを強くします。
 そのためには、感動できる歌をみんなで作っていきたいと思いました。
 と同時に、感動できる仲間にしていきたいとも思います。
 
 
●合唱団でこれからやってみたいこと
とにかく歌いたい系…29人
・有名人と歌いたい。11人
・コンサート5人
・ディズニーランドでコンサートをしたい。5人
・いっぱい歌いたい。2人
・イベントに出たい。
・東北に行って歌いたい。
・海外へ行ってコンサートをしたい。
・福井県遠征
・東京へ行って油面小学校と歌う。
・県外でたくさん歌いたい。
・運動会で歌いたい。

行事系…10人
・合宿6人
・合唱団みんなでクリスマス会2人
・いろんな小学校の合唱団とふれあいたい。
・みんなで旅行やいろんな所へ行きたい。

練習系…4人
・ハーモニー対決
・体育館練習をもっとやりたい。
・ピアノ以外の楽器を使って歌いたい。
・いっぱいピアノを弾きたい。

コンクール系
・全国大会で金賞をとりたい。2人

先生の考え
 みんなの希望は、できる限り実現していきたいと思います。
先生の役割は、みんなが生き生きと合唱団活動を楽しみ、感動できるお手伝いをすること。そして、一緒に感動することが先生の喜びだからです。
 
 この中で、断トツの「有名人と歌いたい」は少しずつ実現していますね。
去年の谷村新司さんといい、ラ・フォルジュルネ金沢での青島広志さんといい、今回の芸能人といい。
 これからもより多くいろんな人や場所で歌えるチャンスが来るように、HPの充実をしたり、いろんな所に働きかけたり、一つ一つのステージを大切にしていきたいと思います。こちから、みんなの良いところ、ステキなところをどんどん発信していくことで、チャンスは突然やってくるからです。
 
 考えると、うちはツイてる合唱団だと思います。良い事、楽しいことを発信していると、良いツキが引き寄せられてくるようです。
 また、ツキは連続して起こるものです。一つのツキをきっかけにし、楽しい結果を出すと、おもしろいように良いツキが次から次とやってきます。
 
 今回のテレビ出演も一つのツキです。ここでたくさんの人たちが見てくれます。そのテレビで感動した人の一人が、また次のチャンスを運んで来てくれる…かもしれません。今度の敬老会やうららで見ている人の中に超有名人の知り合いがいるかもしれません。その人が合唱団のことを紹介してくれて、招待されるなんてことがあるかもしれません。人生何があるかわからないのです だって君達は現実に、全国放送に2回も出演し、有名人と何回も歌っているんですから。

 そのために、これから、二つのことをがんばっていきましょう。
一つは、感動するような歌をみんなで作ることです。
 そのための発声練習やハーモニー練習。繰り返しの練習をし、技術をみがいているのです。
もう一つは、感動するような仲間になることです。
 そのために毎日の練習で、一生懸命練習し、みんな仲良くし、心をひとつにしようとしているのです。

 合唱団後半戦。この二つを大切にしていきましょう。そのことが感動を生み、自分を成長させ、楽しさを生み、良い仲間へとつながっていきます。みんなで夢をどんどん実現していきましょう。 
 みんなで感動をつくっていきましょう。

ps.今回の通信のおかげで、僕の合唱の原点が見えたように思います。ぼくはあるクラスの歌声に感動して、合唱の世界に入りました。そして、やはり感動を求めているのです。原点にもどること。そして文章を書くことの大切さを実感しました。


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合唱団が、またテレビに出ます [幸せに生きる]

 合唱団が、またテレビに出ます。
 石川テレビの「あの日からの贈り物~小学校歌を訪ねて~」という番組です。
       放送時間 土曜日 午前11時40分~11時45分

この番組の内容です。(番組企画書より)
 県内に数ある小学校には、それぞれの歴史やエピソードがあり、児童一人一人には、それぞれの思い出や体験があり、感動ドラマがあります。小学校や校歌にまつわる物語を掘り起こして映像化し、校歌に乗せて紹介します。
 校歌は、取材内容に合わせて、在校生、地域の方々、卒業生など様々な世代の様々な人たちにそれぞれの思いを背景に歌っていただきます。

 過去に放映された番組を見せていただいたのですが、短い時間ながらも、心に訴えるものがあるステキな番組でした。
 その番組で、合唱団が校歌を歌います。更に、敬老会コンサートの様子や朝練の様子など、合唱団を中心に取材されるということだそうです。

 具体的には、10月2日(日)敬老会コンサートの前に、音楽室で校歌が収録される予定です。
 コンサートの様子も取材されます。
 その数日内にもう一度、朝練の様子や学校の様子などが取材されます。

 校歌と言うと、世界にたったひとつしかないものです。
 地域の人たち、そしてたくさんの卒業生の皆さんにとって、なつかしい心の原点となるものです。
 合唱団が、我が小学校のすばらしさをたくさんの人に伝えることができればうれしいです。
 さらに、たくさんの卒業生のみなさんに、輝く希望にあふれ大きな夢を抱いていた頃を思い出すきっかけをプレゼントできればいいなと思っています。
 それが、また未来へがんばるエネルギーとなります。

 合唱団活動は、たくさんの人たちに夢や希望をプレゼントできるすばらしい活動だと思います。
 この取材は、そんな活動を、子供達みんなとやれるチャンスです。
 精一杯顔晴りたいと思います。


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今日はNコン、東北ブロックです [合唱]

 今日はNコン、東北ブロックです。
  このブロックに小沢小学校がでます。
Nコン全国コンクールに3度見に行きました。3回とも感動した学校です。

 気持ちが震えました。心が動く歌声でした。涙が出ました。
そして、このブログでご縁ができた学校でもあります。
いろいろと困難に出会ったそうです。
でも、乗り越え、今日は本番。

 今日は運動会。インターネットでの観戦はできませんが、心より応援しています。

 また、東北ブロックの他の学校の皆さん、学校ごとに、あるいは一人一人にいろんなことがあったことでしょう。でも、乗り越え今日は、はれの舞台。
 心より応援しています。感動的な歌声が披露できることを祈っています。

 僕は僕の立ち位置で感動を作ってきます。

 みなさんのご健闘をお祈りします。


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運動会延期!ぽっかりと空いた休日 [幸せに生きる]

 今日は朝から雨。予定されていた運動会が明日へと延期になりました。
ぽっかりと空いた休日。僕の好きなことをして過ごしました。

  午前中したのは、箱根合唱セミナーで歌って涙した歌、「春風の中で」という曲をスコアメーカーのファイルにしたことです。これで、この歌を指導できます。

スコアメーカーFX5 Std アカデミック

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  • 出版社/メーカー: 河合楽器製作所
  • メディア: CD-ROM

 この歌は、中学校の教員をされている山崎朋子さんという方が、作詞作曲されたものです。メロディラインが美しいです。歌詞がステキです。そして、子供達の歌いやすさも考慮されています。
 
 とてもいい歌です。ぜひ合唱団のみんなと歌って、感動を作りたいと思っています。スコアメーカーで作った音をアップします。

 午後は筋トレ。下半身は連日の走りと自転車でクタクタだけど、上半身の筋肉はトレーニングを喜んでいました。
 
 そのとき聞いていたオーディオブックがとても良かったです。

リーダーになる人のたった1つの習慣

 

 とにかく感動しました。
 リーダーという立場の方にはお勧めです。
 学校の先生は学級経営にとても参考になるお話だと思います。
 僕は、合唱団の運営とかさね合わせて聞いていました。

 実話を元にした物語です。
 起業家志望の3人の若者が一年間の期限で赤字のカラオケ店の経営を任されます。完璧主義の武田、アイデア重視の五十嵐、人情に厚い間宮。
 個性やアイデアを活かして、それぞれが赤字脱出の手法を模索していきます。しかし、様々な形で問題が発生します。
 それは「リーダーとは何か?」という事を試されるものでした。
 
 誰が赤字を脱出し、成功していくのか?そしてその方法は?
 ワクワクドキドキしながら楽しむことができました。と同時に、「リーダーに必要なものは何か?」「人が動くために大切な事は何か?」ということが深く理解できる内容でした。

 読む楽しみがなくなってしまうので結論は書きませんが、僕は深い根っ子の部分が揺さぶられました。明日からまたがんばろうっていう気になれる内容です。お勧めです。
 また何度も聞き、その考え方を自分のものにしたいと思っています。

リーダーになる人の たった1つの習慣

リーダーになる人の たった1つの習慣

  • 作者: 福島 正伸
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2008/10/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 偶然ぽっかりと空いた一日でしたが、心と体が元気になれる一日でした。
 さあ、明日こそ、運動会がやれるといいです。
 みんなで感動を!!


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いよいよ明日、特別支援学級担任としての運動会 [行事への取り組み]

 よいよ明日は運動会です。

 初めての特別支援学級担任としての運動会。明日、どんな感じになるのでしょう。
やれることはすべてやってきました。
手足の不自由なわがクラスの2人の子が、どうしたらみんなの中で一緒にやれるか。
毎日、知恵をふりしぼりました。

騎馬戦の時は、大きな幟の旗を持ち応援することにしました。
ダンスのボンボンは、マジックテープで手から離れないようにしました。
リレーの時は、バトンを持ち、先頭で入場させてもらうことにしました。
組体操は、知恵の結晶です。たくさんの子供達に協力してもらいながら、すべての技に、何らかの形で参加させます。
 この子なりのサボテン。この子なりの飛行機。この子なりの扇。すべての技がこの子なりのものです。あとは、明日の本番を待つのみです。

 今回の練習を通して感じたことがあります。
 それは、弱者の立場です。

 今までは、子供達を集団としてみてきました。特に運動会の練習ではそういう視点が大切です。

 しかし、学校には、いろんな子供達がいます。うまく練習についてこれない子もいます。できない子もいます。そんな子供達が切り捨てられずに、みんなの中で気持ちよく、胸張って参加できる環境づくりが大切だということを強く感じました。

 できるようにするということも大切ですが、知恵と工夫によって、その子の出来ることを考え、できる環境を作ってあげるということ。 
 そんなことを学んでいます。

 これは、普通学級でも言えることかも知れません。
 いろんな子供達がいますが、知恵と工夫によって、その子その子を生かせる場を作ってあげる。
 違いを認め、その子が生き生きとできる環境を作ってあげる。

 特別支援学級担任という立場は、違った視点を与えてくれます。

 明日、今までと違った運動会が僕には見えそうです。


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