全日本鉄人レース、完走!たくさんの方々に感謝です [幸せに生きる]
鉄人レースから無事帰ってきました。
目標の完走を達成しました!!パチパチパチ
朝のこまつドームです。いつもと違って、今日はたくさんの人。お祭ムードでした。
たくさんの人たちが準備に動いていました。
これは、伴走のバイク。僕たちについて走ってくれ、安全を守ってくれました。
その他にも、会場の受付、エイドステイションの人たち。吹奏楽の高校生、バイクメンテナンスの人。スポーツトレーナーの人など、数え切れない人たちが動いてくれていました。
まずは鉄人レースの人たちのスタートです。
このコースには途中に登山があります。最もハードなコースです。
スタートしました。
花火の音と共に、たくさんの風船が宙に舞いました。
僕たちロングコースは、最初ランからスタートです。
8kmを約36分で走りきりました。1km5分以内に走っています。自分的には、なかなかいいペースです。
その後、慣れないバイクに乗り、65kmのロードです。
走り出すと、意外と速く走れています。もっとガンガン抜かれると思っていのですが、けっこう他の集団についていくことができました。
中には、ものすごいスピードで抜いていく人たちもいます。明らかに専門的なトレーニングを積んだ人でしょう。
しかし、65kmの距離をなんと2時間13分で走りきりました。平均時速30kmに近いスピードです。20年たった旧式の自転車で、しかも初心者の僕としては、よくやったと思います。
その後、20kmのランが待っています。
足が重い。
気持ちはあるのですが、いつものように走れません。乗りなれない自転車で、足に相当ダメージがきているようです。
それでも走っているうちに、違う筋肉を使うのか、少しずつスピードが出てきました。
得意のランです。どんどん人を抜いていきました。1km5分台で走っています。僕の足と体!大したもんです。
感動したのが沿道の応援です。先頭集団から大きく離れている僕たちですが、通るたびに、旗を振ってくれました。特に山手へ行けば行くほど、それが目立ちました。おじいちゃんやおばあちゃんたちが、「がんばれ~」って言ってくれました。
ある町では、メガフォンを持った人が、ゼッケン番号を読み上げ、別の人が名簿ですばやく名前をみつけます。そして、
「ムッシュさん、がんばれ~」
って、名前で応援してくれました。これにも感動しました。
僕は地元なので、
「石川県のムッシュさん!!」
「小松のムッシュさん!!」
と、より声援が大きい感じがしました。本当にうれしかったです。
調子よく走っていたランですが、だんだん足の調子がおかしくなってきました。
あと、3kmという地点になって、急に左ひざの後ろがいたくなりました。
ゴールのこまつドームは見えています。(右上に白く見えています)
この3km、どれだけ長かったことでしょう。
あと2km。あと2km。あと2km。あと2km。
あと1km。あと1km。あと1km。あと1km。あと1km。あと1km。
心の中で唱えますが、いっこうに足が前に進みません。
引きずるように走ります。
あと1kmをきったころには、とうとう歩き出してしまいました。痛くて走れないのです。
ストレッチをしました。
沿道の人たちが「がんばれ~」と応援してくれます。
こんな音楽が聞こえてきました。
だんだん元気になってきました。
足は痛いものの、一歩一歩と走り出しました。
一歩一歩足を進めれば、いつかはゴールに着く。
そう信じて走りました。
長い長い距離でした。
後もう少しなのに、その距離は、今まで走ってきた分にも思えました。
しかし、一歩一歩の力は偉大です。とうとうこまつドームのゴールに近づいてきました。
会場では、こんなアナウンスが流れました。
「ゼッケン番号○○○番のムッシュさん、あともう少しでゴールです。がんばってください。」
一人一人の名前をアナウンスで応援しているのです。
ビックリしました。
そして、いよいよゴール!!
とうとう完走しました。目標達成です。
初のトライアスロンへの挑戦でした。
感動もありましたが、ようやくランから解放されるって気持ちも大きかったです。なにせ、相当痛かったので。
ゴール到着後は、スポーツトレーナーサービスコーナーで、足のマッサージをしてもらいました。慣れない自転車が相当ダメージを与えていたようです。
それでも、マッサージのおかげで、相当楽になりました。
全日本鉄人レース、ロングの部。完走しました。下は成績です。
第一ラン:36分26秒…38位
自転車:2時間13分36秒…69位
第二ラン:1時間52分25秒…54位
トータル:4時間42分27秒 120名中57位
年代別では10位の記録でした。
初めてにしては、ビックリ記録です。
よくやったと自分をほめています。
こうやって走りきれたのも、沿道で応援をしてくださった皆さん、レースの御世話をして下さったたくさんの皆さんのおかげです。心から感謝します。
ありがとうございました。